華族総覧 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (688ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880015

作品紹介・あらすじ

あなたのふるさとの華族さまはこんな人だった。華族を府県別に詳細データとともに紹介。

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  • 【目次】
    目次 [003-020]
    はしがき [021-026]
    華族に関する詔勅・法令 [027]
    凡例 [028]

    北海道・東北地方 029
    関東地方 071
    関東地方/東京都 111
    中部地方 143
    近畿地方/京都府 235
    近畿地方 286
    中国地方 336
    四国地方 428
    九州・沖縄地方 476

    あとがき(平成二十一年六月 千田 稔) [629-631]
    参考文献 [633-645]
    巻末表 [646-679]

  • 本書は、経済史を専門とし

    明治維新や華族制度に関する著作がある筆者が、

    華族について紹介する著作です


    都道府県別に、当地出身の華族の来歴や

    主な業績、子孫の活動などを紹介し、

    巻末には、明治~昭和期の資料をもとに筆者が作成した

    華族の資産とその推移を示す表が掲載されます。


    千家近くにも及ぶ華族を紹介するという性質に加え

    あくまでも説明に徹しているので、

    文章そのものは単調な説明体になります。


    しかし、戦後の国会議員・北条浩が早雲の子孫であるとか

    古川ロッパが加藤弘之の孫である―など

    紹介される情報はいずれも興味深く

    行間からは、著者の華族制度に向ける情熱が色濃く伝わります。


    さらに、華族について網羅的に紹介する著作であるがゆえに

    (西郷隆盛の子孫は華族であるにもかかわらず)

    江藤新平や川路利良の子孫は爵位を授かっていないなど

    華族になれなかった人々や、なれなかった事情について興味もわきます。


    前近代と近代を結ぶ華族について、膨大な情報を提供する本書。


    通読はキツイかもしれませんが、

    近代史に興味はある方はもちろん、戦国時代に興味がある方など、

    歴史好きの方には、常に傍に置くことをおススメしたい著作です☆

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著者プロフィール

1942年奈良県生まれ。
京都大学大学院文学研究科博士課程修了。追手門学院大学文学部助教授、奈良女子
大学文学部教授を経て、1995年4月、国際日本文化研究センター教授(2008年定年
退任)。現在、国際日本文化研究センター名誉教授・奈良県立図書情報館館長。
博士(文学・京都大学)。
受賞=濱田青陵賞、日本地理学会優秀賞、奈良新聞文化賞、古事記出版大賞。
著書=『地名の巨人 吉田東伍―大日本地名辞書の誕生―』(角川書店)、『古代
の風景へ』『古事記の奈良大和路』『古代天皇誌』(東方出版)、『平城京遷都』
『古事記の宇宙(コスモス)』『古代飛鳥を歩く』(中央公論新社)、『古代日本の
王権空間』『聖徳太子と斑鳩三寺』(吉川弘文館)、『こまやかな文明・日本』(N
TT出版)、『京都まちかど遺産めぐり』(ナカニシヤ出版)、『まほろばの国か
らⅠ』(豊住書店)、近著に『飛鳥の覇者』(文英堂)、など。

「2017年 『奈良・大和を愛したあなたへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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