- 講談社 (2009年7月17日発売)
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感想 : 34件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784062880077
作品紹介・あらすじ
ファン待望、ホリイの落語入門がついにお目見え! なぜ同じ噺を繰り返し聞いても飽きないのか。うまい噺家はどこがどうすごいのか。当代一、落語会・寄席に通い、噺家すら恐れる著者だから書けた渾身の落語論。(講談社現代新書)
ファン待望、ホリイの落語入門がついにお目見え!なぜ同じ噺を繰り返し聞いても飽きないのか。うまい噺家はどこがどうすごいのか。当代一、落語会・寄席に通い、噺家すら恐れる著者だから書けた渾身の落語論。
みんなの感想まとめ
落語の魅力を深く探求する本作は、演者、場、観客が一体となって生み出す特別な体験に焦点を当てています。著者は本質論、技術論、観客論の三部構成で、落語の本質や技術、そして観客の役割を解説。特に、落語が持つ...
感想・レビュー・書評
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個人的な事情を言えば,ぼくはもうすぐ早起きして朝早い電車に乗らなければならないんですが,午前5時の時点で堀井憲一郎『落語論』(2009,講談社現代新書)を読んだ興奮を抑えられずにいます。本書の「あとがき」によれば,著者は締切りに追われて綱渡りで本書を書いたようです。ありえない時間で書かれた本の感想はありえない時間に言ったほうがいいと思って,いまのうちに感想を書いておきます。
本書は三部構成で,「本質論」,「技術論」,「観客論」から成っています。
落語とはなんであるかを解説しようとする文章をぼくはこれまでいくつか読んできましたが,本書の「本質論」を読んで,ぼくは生まれて初めて溜飲が下がりました。落語の演目には正典がなく,落語の本質は演題にもなくサゲにもなく,ストーリーにもあらすじにも意味がない。じゃあ,落語を落語たらしめているものはなにか。それはセリフである,というのが著者の意見です。こんな落語論を,ぼくは初めて読みました。同じ著者の『落語の国からのぞいてみれば』を読んだとき,ぼくはぼくなりに「落語グルーヴ」が落語を落語たらしめているという意見を述べましたが,著者はぼくの言いたかったことをはるかに上手に説明してくれていると思いました。
http://tabula.hp.infoseek.co.jp/jul08.html#18
それと,本書の「究極の落語とは何か」の項で,著者は,故桂枝雀のある発言を引用しています。ああ,堀井さんもアレに引っかかってたのか,と思いました。同じ発言をぼくもどこかで引用したはず,と思ってパソコンを検索してみたら,ぼくは,くらもちふさこの感想文で桂枝雀の発言を引用していました。
http://tabula.hp.infoseek.co.jp/jan05.html#6
引用する場をまちがえた気がします。すいません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
779-H
閲覧新書 -
落語を論じる必要はあるのか
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本質論、技術論、観客論の3部からなる。
落語には意味がない深く考えずに聞け、とご自分のことを棚に置いているのが面白い。
中でも技術論は一般読者ではなく落語家向けの内容である。落語を自身でも演じ、落語を聞き込んだ筆者だからこそわかる客観的かつ的確な技術論だ。人気の落語家がなぜ人気なのか少し見えてくる。小朝を聞いて見たくなった。
落語の魅力とは、
みんなで集まって、「おはなし」でトリップしようぜ。
だそうだ。
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-108
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何で買ったか忘れたが積ん読に積んであった本。
落語というものはこんな性質のものだよというのが書かれている(当然この人自身の個人的見解も含むが)。 -
<閲覧スタッフより>
「落語」とは?
江戸中期に始まった庶民的な話芸。人情ものや怪談ものなど、様々なカテゴリがあり、噺の最後に「落ち」と呼ばれる結末がつくため、「落語」と言われます。また、同じ噺でも噺家によって違ったりと、色々な楽しみ方があります。
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所在記号:新書||779.1||ホケ
資料番号:10194306
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文章のゆるさが良い。お題にふさわしいゆるさ。論じゃねーじゃんこれ、ってこの本を斬っちゃうのは無粋かと。落語はライブである等「空間」(空気感と言ってもいいのかな?)を重視する作者の考えにほお、と。
江戸時代から急に近代化したせいで生まれた息苦しさを前近代的な落語でうまく人々は息抜きしてきたんだ、と言う考えもほぉ。
しかしこのお方、文章の端々から見て、歴史がお好きなんじゃないかしらんと思ったのは私だけでしょうかね。兎にも角にもゆるさが素敵な本です。これが寄席のなのかね。行ってみたいものです。 -
どうしてテレビでみる落語って眠くなるんだろう。
どうして寄席でみる落語って面白いんだろう。
常々思っていたそういう疑問に、答えのヒントがあったような気がします。
寄席のよさ、江戸や大阪などの都市で栄えた理由、
噺家と客の関係について。
「言われてみれば!」と納得してしまいました。 -
何かにつけて読んでいる。
落語論ではあるが、それを超えたメッセージを感じる。 -
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2009.7.20.初、並、帯なし。
2013.2.5.津BF. -
会社近くの図書館の書架で目についたので手に取ってみました。
私は、まあまあ落語が好きな方だと思います。最近では、寝る前に一席聞くということが習慣のようになっています。基本的には上方落語がお気に入りですが、最近は東京落語も聞き始めました。
本書は落語通のコラムニスト堀井憲一郎氏による「落語論」です。「論」といっても堅苦しい内容ではなく、著者の奔放な主張をテンポよく開陳したものです。かなり個性的な語り口なので、好悪が分かれるかもしれません。私としては、首肯できるところが多かったですね。 -
少々やっつけの感があった文章や構成だった。ただ著者は、毎日のように寄席に通っただけあり、独自の思うところがあるようだ。
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落語は音だ。
そして、はかなく、もろいもんらしい。 -
う~ん。
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この本そのものが落語といった雰囲気を出している。
なかには書いてあることに矛盾を感じるところがあったように思うが、それはそれで落語なのかとも思う。
毎日のように落語会や寄席に足を運べる筆者とは異なる立場にあるものとしては、昨今の落語ブームでテレビで楽しめる回数が増えたことには素直に感謝したい。 -
落語は生で見るものだ(生でしか存在しない)
という主張は、演劇に置き換えても理解できるけど
夜中にYouTubeで落語を見ながら「映像だっていいじゃん」と思った。
他の点についても、
反論を想定して予めエクスキューズを書いてるような雰囲気が
無駄だと感じた。
ファンとして、もっと奔放に書けばいいんじゃないのかな。 -
落語経験皆無な自分。
地方人なもので、落語とは相性が良くないかもしれない。
筆者の言う「想像トリップ遊び」「集団トリップ遊戯」から、今まで獲得できていなかった常識やら何やらを少しは日常の行動パターンに反映できればいいと思う。 -
[ 内容 ]
寄席で見つけた落語の真髄!
なぜ繰り返し聴いても飽きないのか?
うまい噺家はどこがすごいのか?
日夜、浴びるように落語を聴き続けてたどり着いた渾身の落語論。
[ 目次 ]
第1部 本質論(ライブとしてのみ存在する 意味の呪縛を解く 落語はペテンである ほか)
第2部 技術論(落語は歌である 音の出し方のポイント 「間」が意味するところ ほか)
第3部 観客論(好き嫌いからしか語れない 落語の多様性 嫉妬という名の原動力 ほか)
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