地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880275

感想・レビュー・書評

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  • 251026 文

  • * 勉強のモチベーションがあがる本。
    * 勉強法そのものにあまり目新しさはない。
    * 著者の経験や偉人の方法をもとに、「○○勉強法」といったかたちで紹介されている。
    * 目次勉強法
    * レファレンス勉強法
    * 観察記録勉強法
    * 第4章「実力がワンランクアップするヒント集」では、43のポイントが示されている。
    * 勉強とは、「生きる力」を身につける最強のスキルである(p.187)。
    * 知的な人は自由である。
    * 感情と思考が分離可能なので、感情にとらわれない。
    * 知的な人は勇気がある。
    * 否定されたことで前進できると考えるべき。
    * 反証可能性が科学的な態度の生命線。
    * 知的な人は柔軟である。
    * 人の言葉に耳を傾ける素直さが、学びの醍醐味。

  • 三葛新書379.7||SA

    勉強にみなさんはどんなイメージを持たれますか?
    受験勉強・やりたくないのに無理やりのイメージなど・・・
    この本は暗く、重くなりがちな勉強のイメージを変えてくれる1冊です。
    勉強=生きる力。勉強のスキルを磨いて、明るく楽しく学んでいきましょう!
                                  (うめ)
                                
    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=56140

  • 知的かつ上機嫌を目指す。
    攻める気持ちてリラックス
    人格にかかる勉強法とは、常に新しい事や人に対して心を開き、自分が変わることを楽しむ勉強法
    学ぶとは生きる力を身につける

  • 読了。

  • 『勉強しているのに,なぜ身につかないのか?』
    『勉強は覚悟で決まる』

    明快な文章で,言ってほしいことをはっきり言ってくれる本だった。

  • 地頭を鍛える勉強法とは何か。

    やり方を工夫して自分なりの方法で勉強するスタイルを確立すること。勉強のスタイルを確立すると、自分なりの価値観をどんどん立てていけるようになる。

    参考になる勉強法は、目次勉強法くらいだろうか。

    憑依勉強法とか、なりきり勉強法というのは要は徹底的に集中してやるということだと思うので、効率的にはどうだろうと思った。

    あとはイメージ化、対話化、飛ばし読み、キーワード、即引用など。。。目新しくはなかったが、これはハウツーというよりは勉強の心構えについて語っている要素が強いように感じた。

  • 頭がいい=勉強ができる。テストでいい点が取れる。ではなく、生きていくうえで必要な能力しての「地アタマ」を鍛えるための勉強法や古今東西の偉人の勉強方法を紹介している。

    著者は生きているうえで必要な基本の力を3つ上げている。
    ・まねる力(技を盗む力)
    ・段取り力(物事をなす大切な手順を理解し、組み立てる力)
    ・コメント力(質問力を含む)

    知的な人は直感的
    本質をがしっとわしづかみにしていまう。
    知的な人は自由である
    感情と思考が分離可能なので、感情にとらわれない。
    そして視点移動を自由に行い思考に飛翔感がある。
    知的な人は勇気がある
    ひたむきに、恐れず、既成概念に戦いを挑む。
    知的ない人は柔軟である
    人の言葉に耳を傾けることが学びのだいご味です。

  • ここでいう「知的」というのは、状況を察知し、弱点を意識し、しなやかな思考力をもって動くこと。

    また、人が「あの人は地アタマがいい」というときは
    単なる秀才を指しているのではなく、
    タフな頭の良さをいうが、これはトレーニング次第で鍛えることができるという。

    ではそのしなやかな頭の良さはどのように鍛えるのか。
    以下に4つ紹介する。

    ■学ぶ方法を身につける、真似する

    オランダ語から英語へと主流が移っていく時代、
    福沢諭吉は、それまでオランダ語を一心不乱に勉強してきたため
    これは大変ショックなことでした。

    それでも、気を取り直して英語を勉強したところ、
    結局同じだったことに気づきます。

    それは、オランダ語を徹底的に勉強し身につけた力は、
    おのずと英語にも応用でき、
    決して無益ではなかったということです。

    一度学問の方法論を身につけると、他の勉強にも応用できること。

    それは、とりもなおさず、学ぶこと自体が身についているということ。
    諭吉は落胆の底から、そのことに気づくのです。


    ■リーダーを目指す勉強法

    エネルギーにあふれ、強い意志を持ち、
    他人の情を理解するリーダーがいたら、チームワークができやすく、
    結果として、仕事の効率もアップします。

    本田技研の創立者である本田宗一郎氏(1906~1991)は、
    その典型と言える方だったかもしれません。

    気にらないと、スパナを投げつけたり、罵ったり、相当無茶をしましたが、
    それなのに社員から「おやじ、おやじ」と慕われ愛されていました。

    それは、本田氏が心底から理想を追い求め、
    現場で体を張って必死に働いたからだと思います。

    人は、やはり情で動く生き物であり、そこに「知」の働きが加わって、方向性を示すことができます。

    ですから、効率だけ求めて情のわからない人間は、リーダーとして不適格です。

    こうしたリーダー的な頭の使い方を、
    普段の勉強法に取り入れるとどうなるか。

    勉強するとき、まずリーダーになったつもりになります。

    リーダーならどう発想するか、
    どうエネルギッシュに働くかを考えながら、日々の勉強に生かしてください。


    ■勉強すると優しくなれる

    現代人の複雑な感情の理解は、
    物事を冷静に整理することによってなされるものです。

    何か揉め事があった時、自分自身を騒動の渦中から離れたところに置いて、
    対話しながら相手の感情をはかります。

    知的な人間ならば、ぶつかり合うこともなく、
    少し俯瞰した立ち位置から対策案が立てられるはずです。

    感情を理解することは非常に大切です。

    他人を愛する、そのもとになるのが理解力ではないかと、
    私はひそかに思ってきました。
    理解を必要としない愛はもちろんあります。
    しかし、大切なのは、理解によって「許せない!」という不寛容を乗り越えることです。


    ■古典派応用できる共通言語

    知的な人は古典の吸収度が高い。

    それは、古典が、さまざまな勉強のバックボーンになっているからだと思います。

    例えば、外国人と話すときには、
    ウェーバーやニーチェやゲーテを勉強していると、大変役に立ちます。

    いわば国際通貨のように、彼らを媒介にして、
    自分のもとに会話を引き寄せられたりします。

    しかし、外国の人が日本人と
    ゲーテについて語り合いたいと思っているかといえば、
    そんなことはあまりなくて、
    むしろ、日本の文化に由来する古典について知りたがるほうが断然多い。

    例えば、能について、歌舞伎について、
    あるいは、禅についての興味などは、もはや万国共通といえるものです。

    古典を理解していると、いろいろなものが理解できるようになります。
    それは、古典が応用のきく存在だからです。

    さらに、古典を引用すると、教養があると思われる利点もあります。

    外国人に『源氏物語』を聞かれて、ちょっと語れる、
    能について少し説明できる、芭蕉の俳句を英語で言えるとなれば、
    それだけで知的な印象を持たれると思います。

    そういう意味で、古典は共通性が高く、
    日本の古典をおさえておけば、
    国際的に非常に強い通貨を持つことになります。


    MBAの授業でも、古典が使われることが多くありますが、
    それはこういうことなのですね。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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