地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880275

感想・レビュー・書評

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  • ・学問の中に入り込んで遊ぶ。
     学問を自分の中に取り込むのでは、その学問と関係なくなると後に何も残らない。⇒もったいない。
    ・常に新しいことや人に対して心を開き、自分が変わることを楽しむ勉強法。自分のことをわかってくれる人はいない。と覚悟すること。否定されてもタフになる。
    ・無機的に書かれている内容について、どんな問いを立てたら、この言葉が出てくるかを考える。
    ・三色ボールペンで印をつけ、印を組み合わせて説明していく。
    ・苦手ノート
     なぜ間違えたかを人に説明。

  • わかりやすい内容だった。
    3つの基本能力が大切とうたっていた。
    ①まねる力②段取り力③質問力

  • 齋藤孝氏の本は3,4冊読んできたが、大体言っていることはいつも一緒で、切り口を本ごとに分けている印象を受ける。
    今回は、勉強法について。具体的なハウトゥーの知識を得るという意味では参考になった。2つ、3つの知識を得るだけで十分で、あとは実践するのみ。
    でもこれだけで地頭がよくなるとは到底思えないね。

    ・目次だけコピーし、ポイントを書き込む。
    ・文章を図化する。
    ・間違いの原因ノートを作る
    ・簡単な問題から
    ・1冊やり切る。スピード重視。
    ・30分が集中可能な時間。

  • とても読みやすく分かりやすい。
    いま3色ペンで読書しているのは、斎藤先生から学んだっけ?
    と改めて思いました。

    ①まねる力②段取り力③質問力
    「知性・意志・感情・生命力」

    なんだかそれぞれの深みがズンと重く深く響きました。
    また英語の勉強を短時間でやっていく方法や各々の勉強法を
    自分が勉強するときに取り入れていこうと思います。

    自分が受験生の時に知っておきたかったなぁ

  • 未読。

  • 要素は以下のとおり。
    知性を身につけるのはトレーニング次第。
    人生で必要なのは、①まねる力、②段取り力、③コメント力(質問力含む)。
    他人の勉強法を盗め。
    勉強の段取りも重要だ。
    問題意識のない勉強はムダ。
    常に田の方法はないのか?と問え。
    我流はダメ。
    自問自答の訓練大切。→いろいろな視点から考える(こういう場合どうするか等)
    守りに入るとうまくいかないことがある。
    日本の古典に学べ。
    交渉に置いて相手の利益が何かを明らかにする必要がある。

    様々な立場から手段を考える。

    その理由明らかにする。
    その人の知識を学ぶとき、徹底して本を沢山読み、その人になりきる(最低2日間)
    目次にポイントを書き込んでいく。これにより流れをつかむ。
    問に対する答えは複数出し、比較すること。
    判らないところは読み飛ばしてみる。
    問題は「簡単だ」と思いながら解け。
    複雑な問題は一つ一つ仕分けして解け。
    じっくりよりもざっと数日でテキストをやり遂げる方が良いときもある。
    全ての文章を伏線だと思って読むと理解できる。
    新たに知った概念をすぐ日常会話の中で使ってみる。
    自分が知っている確実な知識だけで問題を解いてみる。英語だと知っている単語と構文で栄作bんを書いてみる。
    日々の観察をノートに書いてみる。
    虚心坦懐で学べ。
    自分を守ろうとすると知性鈍る。
    自分を度外視して学べ。
    テキストはスタンダードに限る。不足は書き込む。
    テキストを場所として覚える。
    対話法は覚えやすい。
    問題集は三回以上とめ。
    5分間で判らないなら答えをすぐ見れ。
    問題の最初の方に時間をかけるな。
    解説多い問題集を選べ。
    他人に教えまくれ。
    答案丁寧に書け。
    「絶対普通の見方をしない」と思い込む。
    本を読むとき、目次で全体の流れを予想してから読むと速く理解できる。

  • ○勉強法を工夫する。新しい練習メニューをを考えて試してみるコーチになった気分で、自分で自分の勉強コーチになってみた。
    ○やらなきゃいけないことが決められていたとしても、やり方は自由に考えていいんだ
    ○まねる力(技を盗む力)段取り力(物事を為す大切な手順を理解し、組み立てる力)・コメント力(質問力を含む)が大事。
    ○私が思う知性とは、必ずしも勉強ができるということではありません。知性とは、例えば、本質をつかまえ、最終地点をイメージし、今の地点からそこへのプロセス(文脈)を見出す力です。あるいは、その思考が文脈を外さず、知識を引用しながら豊かに広げていけることだと思うのです。
    ○「論理的に正しい」ものがゴロゴロある中から、どれを選ぶか。その能力がその人の総合判断力です。それはいかに適切な出発点を選択できるか、が勝負です。別の言い方をすれば、「情緒力」なのです」(『国家の品格』藤原正彦)
    ○論理力よりも情緒力が大事というのは、論理力を使って何をするのか、そこの判断を間違うと、すべてが無駄になるからです。
    ○私は本を読む時に、必ず著者の論理の裏にある「好き嫌い」の感情を読み取るようにしています。感情による価値判断があって初めて論理が作られると思うからです。
    ○そもそもいま、何のために勉強しているのか?今勉強していることに対してどんなアプローチができるのか?―勉強している時に、そうした問題意識は欠かせないものです。
    ○本来、問題意識を持つから学ぶ対象を選ぶものですが、学校の生徒たちの多くには、教えられる側と言う受動的な考えが染みついており、積極的に問題を見つけようとしません。しかし、問題を自らつかみ、答えを得るために学び、的確に判断して現実を動かしていくことが、本当の頭の良さであるはず。冷静に物事を分析し、把握し、現実的に一歩、人生を先に進めるのは、自分自身でしかありません。

  • 勉強法の本ってほとんど同じ内容でかぶってたり精神論ばっかで具体案がなくほんとに勉強してんの!?ってのがおおいですがこれは違いました。具体的でちょっと意外なような勉強法。実践させてもらいます^^勉強は一生やってく物だと思ってるんで、一個でもすばらしい勉強法が見つかればもうけです^^

  • ニーチェをちゃんと読もうと思った。斎藤さんの引用している文章が素晴らしい。

    偉人の文章を音読すると書いた人の魂が宿るということがすごく奥深い。

  • 勉強を難しく考えないでやるやり方は自分でも出来ると思いました。色んな方に考えられる力がつくと思います。

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

齋藤孝の作品

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