地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
3.28
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本棚登録 : 629
レビュー : 87
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880275

作品紹介・あらすじ

抜群の「学ぶ力」を身につける!『論語』の教え、目次勉強法、参考書の選び方、勉強時の呼吸法、本番で力を発揮するコツ。

感想・レビュー・書評

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  • 勉強の本質を語っています。
    勉強の本質を理解するには大人じゃないと無理かもしれません。


    1.この本をひと言でまとめると
     斎藤式勉強法

    2.お気に入りコンテンツとその理由を3から5個程度
    ・「勉強ができる」と「頭がいい」は少し違う(p.16)
      ⇒以前から「勉強ができる」と「頭がいい」は違うと自分なりに考えていた内容を、著者も考えていていたところがよかった。(私の考え:「頭がいい」=答えのない問題や答えを誰も知らない問題に答えを出せる人)
    ・勉強の出発点において、この覚悟というものが非常に大事です。勉強は覚悟で決まるといってもいい。それは、頭がいい悪いということよりもはるかに大切なこと(p.24-p.25)
      ⇒勉強は本気で取り組んだかどうか、目的がはっきりしているか、何をするにしても明確な目標と本人の気持ちということに行き着く。
    ・文章の図化勉強法(p.94)
      ⇒わかりやすい説明、理解力を高めるのに役に立ちそう。自分に足りていない部分。
    ・勉強とは、「生きる力」を身につける最強のスキルである。(p.187)
      ⇒勉強とは何かという本質的な部分に結構たくさん記述があるのがよい。

    3.突っ込みどころ
    ・著者はいまでもすべての方法を実施しているのか?
    ・孔子、ニーチェに入れ込みすぎ?

    4.自分語り
    ・とにかくたくさん勉強法が書かれていて実用的。体を使った方法や勉強のヒント集までつけてくれているのでこれから勉強を始める社会人や、中高生が読んでおくべき本と思います。
    自分に合った勉強法を探したいと思います。

    5.類書
    ・「15分あれば喫茶店に入りなさい」齋藤 孝 幻冬舎 2010-09

  • 基本は真似る力(技を盗む)、段取り力(手順を理解し、組み立てる力)、コメント力(質問力を含む)。

    問題意識のない学びは止める。

    型から入る勉強法。

    古典は共通性が高く、応用の範囲が広い。

    著者からのアドバイス
    *中心テキストはスタンダードなものを選ぶ。
    *テキストや参考書とクロスさせることを繰り返し、理解する。
    *対話スタイルの本で概要をつかむ。
    *間違いの理由、原因を書く。
    *間違えをおかした点を人に説明する。
    *試験をやりっ放しにせず、繰り返し行う。
    *考え過ぎない。五分考えて分からなかったら、答えを見る。
    *まず簡単な問題から始める。
    *まず1冊問題集をやりきる。
    *テキストの最初に時間を掛け過ぎない。
    *解説が分厚い問題集を選ぶ。
    *間違いの質を見抜く。
    *環境を整える。机環境や緊張感を生む場所。
    *30分を3回が1セット。
    *ストップウォッチを使う。

    勉強の効用、つまり、生きる力を身につけるスキル。とその手法が書かれており参考になる。
    論語やニーチェの著作を読んでみる。

  • 相変わらず引用の仕方が上手い。
    終章「直感力で本質をわしづかみ」に書いてあることがこの本の全て。

  • 【由来】
    ・図書館で齋藤孝さん著書の中から。

    【期待したもの】
    ・齋藤孝さんの「読書大全」はえらく予約が多いので、それに類似したのをサラリと読んでおきたくて。

    【要約】


    【ノート】
    ・ニーモシネ

    ・30分ほどでサラリと読了。複数、「おっ」と教えられる箇所アリ。

    ・それにしても林成之「脳に悪い7つの習慣」とのシンクロ率がえらく高い。刊行日も近いので、インスパイアか?

    【目次】

  • "ある目的をすでに持っていて、そのゴールに向けてその人にあった勉強はどんなものがあるか模索している人の為の本。
    私自身で取り入れてみたいと思ったものは、
    ・目次をコピーして全体を俯瞰しながら学習を進めるというもの
    ・師と仰ぐ人の(故人でもかまわない)まねをする
     (例えば、江戸から明治にかけて活躍した人たちは、どうやって勉学を積んできたかを調べてみる。そして、それをまねてみる)
    やはり、大学の先生なので、試験勉強に関するものが多い。目的を達成するために、試験を受ける必要のある人には大いに参考になるだろう。"

  • -86

  • 知的な人は柔軟である。とp184の見出しにある。

    私の周りを見渡しても確かにそれは頷ける。知識を持っているだけの人は大体自分の「意見」に固執する。しかし、「知的」な人は反論を受けると、新しい考えを生み出すために自分の「意見」を踏み台士にて思考を進めていく。

    そこにはまるで「新しい意見をくれてありがとう」「面白い否定をしてくれてありがとう」という雰囲気が漂っている。
    もちろん、こういう人と会話をするのは、実に楽しい。

    本書は柔軟まさにそういった知的さを確保するための勉強法の例示である。

    知識を確保するだけの勉強法から、思考法を身に付けるための勉強法へのステップアップ。そして学ぶことを一生の「楽しみ」にしていくための心構えが紹介されている。

    以下p188より引用
    そして、「これだ!」と悟ったら、それを得意ワザになるまで徹底するのがポイントです。世の中に「いい方法」は山ほどあります。
    しかし、それが自分のワザになっていなければ意味がありません。丸暗記が得意な人はそれを拡大してワザにすればいいし、ノートが性に合うならそれを武器にすればいい。人との対話を方法化してもいい。

    引用おわり

    自分のワザを作るというのはこれからもっと重要になっていくだろう。

  • 本も薄いが、内容はいろんな勉強法のアイディアが小出しで書かれている感じ。受験前の学生には良いのかも?

  • 別にここまでして良くする必要あるかなぁなどと思う辺り、やはり自分は努力が好きではないようである。
    楽をするための努力なら好きだけれど。

  • 251026 文

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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