決算書はここだけ読め! (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062880367

感想・レビュー・書評

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  • めちゃくちゃわかりやすい。
    決算書を読んでみたくなる。
    すごい。

  • 分かりやすい。試算表、貸方、負債、資本、収益。借方、資産、費用。重要なものは上から記載。重要なのは自己資本比率、5つの利益、額の大きい科目、同業他社年度比較、経常利益は経営の失敗を特別損失に計上して除外する事が多いので欺瞞、売上総利益は業種で千差万別。

  • 1

  • とても読みやすい本で、読むうちに決算書が読める気がしてしまう本だった。

    会社についいて知りたい、考えたい人にはお勧めの本。

    <メモ>
    読むだけ→大まかなことがわかればいい
    お金の集め方(貸方)
    1.負債:将来返すつもりのお金
    2.資本:出資してくれたおかね
    3.収益:稼いだおかね
    集めたお金の取り扱い方(借り方)
    4.資産:経済価値のあるもの
    5.費用:経済価値を失ったもの

    経営が良好なサイン
    ①負債が少なく、資本と収益が大きい
    ②資産が大きく、費用が小さい
    ③収益が費用より大きい

    貸借対照表:次年度に繰り越す部分
    損益計算書:次年度に繰り越さない部分

    自己資本比率=資本/資産(=負債+資本)
    40%以上安定
    20~40%普通

    費用の詳細
    ①売上原価
    ②販管費
    ③営業外費用
    ④特別損失
    ⑤法人税等

    利益
    ①売上高
    (-売上原価)
    ②売上総利益
    (-販管費)
    ③営業利益
    (-営業外収益・費用)
    ④経常利益
    (-特別損失・利益)
    (-法人税等)
    ⑤当期純利益

    会社のサポーター
    債権者、株主、顧客
    売上高営業利益率(4~6%適性、7%以上優良)
    =営業利益/売上高

    今後はIFRS(国際会計基準)へ移るだろうが、基本は同じ。

    決算書は他社や過去と比較することで面白くなる。

  • どの講座よりもわかりやすかった。新書の文庫レベルで、内容がコンパクトにまとめられている点もよい。株式会社投資繋がりで読んだが、ビジネスマンすべての人におすすめできる一冊。何度も言うがすぐに読める。

  • 仕事で決算書を読む機会があったのでおさらいで読んでみた。内容として本当に重要な項目だけをわかりやすく説明してくれている。いろいろと思い出しながら、ささっと2時間くらいで読めるたのでよかった。

  • 決算書の核心部分のみ絞って説明。初心者にもわかりやすい。
    T字の試算表は貸方(負債、資本、収益)、借方(資産、費用)で構成。上下に切り離され、貸借対照表、損益計算書となる。
    会社のサポータは債権者、株主、顧客それぞれ負債、資本、収益に対応する。
    売上高営業利益率は収益力を評価する上で有益。
    決算書は同業種、事業年度間で比較して読む。
    駅前留学N社の例。負債に巨額の駅前留学サービス収入(前受金)。仕事により返済する性格の負債。負債と収益が顧客となる特殊構造。

  • 「事件は帳簿で起こっている」を読んで同じ著者のこの本を読んだ。
    内容に変わりはないが、こちらは解説主体なので勉強項目がたくさんあり、順序立てて勉強できます。

  • 頭の整理になります。

  • ものすごく分かりやすく書いてあり、とても読みやすかった。実際の事例についても解説をされていて、勉強になった。また再読したい。

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著者プロフィール

1960年金沢市生まれ。公認会計士・税理士。日本証券アナリスト協会検定委員。同志社大学卒。澁谷工業、KPMG港監査法人(現、あずさ監査法人)を経て、フリーに。2006年にアスト税理士法人を設立。代表社員に就任し、現在にいたる。日本税務会計学会会員。著書に『決算書はここだけ読め!』『危ない会社は一発でわかる』(以上、講談社)などがある。

「2015年 『決算書は「下」から読む、が正解!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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