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- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062881302
感想・レビュー・書評
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経済学は詰まるところ、あらゆる経済主体がいかに将来を期待して過ごすことが出来るかに関する学問だと思う。そのための基盤をどう構築するか。経済を各論で語る人々は、その辺りが不十分に見える。
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要約を好む人は多い。「一言で言うと?」というのは慣用句。しかし事実は複雑で、くだくだとしたプロセスを追わなければ概略すら理解してとは言えない(せいぜい、知ったような気になるだけで、正しくもなければ利用も出来ない)。
本書ではケインズとハイエクの数十年にわたる思考の過程を追っていく。難しいが彼らの理解に一歩近づけたような気になる。