つながる読書術 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062881333

作品紹介・あらすじ

プロフェッショナルがすべて公開。生きることに役立つ本の読み方、伝え方。

感想・レビュー・書評

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  • 本って最後まで読まないとって使命感があったけど、思い切って「損切り」することを学びました。

  • ・メモしたことはいくつかある。ただ、私日垣さんの性格、考え方、文体がちょっと苦手かもしれない。心地よい読書ではなかった。

    「読書で得た知識を自分のネタに変換する方法とは? つまらない本を損切りするコツとは? なぜ今こそ読書会なのか? 電子書籍で読書は変わるか? ──プロフェッショナルが惜しまず明かす、本の読み方、伝え方の秘訣。」

    目次
    第1章 
    仕込みとしての読書術
    ―選別力と読解力の基礎トレをする
    ・「読書」には七種類ある
    ・読書はパワーアップする

    第2章 知的体力を鍛える読書術
    ―おもしろい読書で、激しく脳を活動させる
    ・「おもしろい」には七つのカテゴリーがある
    ・「おもしろさ」を味わいつくす 

    第3章 書いて深める読書術
    ―読書で得た知識を「自分のネタ」に変換する
    ・自分の土俵で本を読むということ
    ・書くことが考えることを深化させる 

    第4章 話してつながる読書術
    ―読書を介したネットワーキングを構築する
    ・なぜ、今こそ読書会なのか?
    ・読書会を主宰する日垣式ノウハウ

    第5章 電子書籍時代の読書術
    ー子書籍と紙媒体の共存共栄は当然
    ・電子書籍は新しいものではない
    ・電子書籍と電子図書館の未来 

  • 読書術的なものから距離を置いていたが、ホントノ向き合い方を再認識する機会になった。読んでよかった。

  • 問題の本質を的確についていて、なるほどなと思いました。

  • 1楽しむための読書
    2調べるための読書
    3発想するための読書
    4自分とは何かを知る読書
    5問題解決のための読書
    6行動のバネにする読書
    7考える力をつける読書
    の中で私は②④⑤⑥を多くしているが、①③⑦が手つかずたと思った。楽しむ、発想、考えるこれらを楽しむためにも読書会やってみたいなと思った。

  • 自分が読むべき本を自分で選べる、「本の目利き」になる方法論について書かれている。
    本を読む目的によって、読み方も違ってくるということは新たな知見だった。
    既読本にも共通している点は「古典を読むことは必須」ということだった。

  • …原則は「迷ったら買う」

  • 「知的コミュニケーションのための読書術」を教えてくれる本。
    著者によると、読書には7種類あるらしい。「行動のバネにする読書」と「考える力をつける読書」は積極的にしていきたいと思った。

    「いつか読む本でなく、すぐ読む本を買う」とあるが、買ったときはすぐ読むつもりなのよ。でも読むペース以上の冊数を買ってしまうから、読み切れないの。そしてまた新しい本に手を出してしまうの。

    自分の関心の幅は案外狭い、というのはそうかもしれない。書店で興味のない棚も見てみよう。

    「おもしろい」にも7種類あるらしい。「知的好奇心を満たせるからおもしろい」のが一番好きかな。それぞれの「おもしろさ」を味わいつくす本もたくさん紹介されている。

    書くための本の読み方、付箋の使い方、メモの仕方も紹介されている。
    著者が1冊の本を書くために必要な文献の数が大量で驚いた。

    「どう書くか」より「どう読まれるか」を優先する、というのは心掛けたいが、つい自分の気持ちが先走ってしまう。気をつけよう。

  • 知的体力をつけるための読書、書くための読書、話すための読書とインプット・アウトプットの両方から読書の効用について述べられている。

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著者プロフィール

1958年、長野県に生まれる。東北大学法学部卒業後、販売、配送、書籍の編集、コピーライターを経て87年より作家・ジャーナリスト。著書には、『そして殺人者は野に放たれる』(新潮文庫、新潮ドキュメント賞受賞)、『世間のウソ』(新潮新書)、『ラクをしないと成果は出ない』(だいわ文庫)、『情報への作法』(講談社+α文庫)など多数。

「2011年 『つながる読書術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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