いまを生きるための思想キーワード (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 237
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062881340

作品紹介・あらすじ

高校生もわかる「思想」入門。政治哲学・倫理学系21のことば。

感想・レビュー・書評

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  • 「正義」や「善」といった古典的なキーワードから、「アーキテクチャ」や「イマジナリーな領域への権利」などの今どきな言葉まで収録された仲正昌樹流の用語集。最近はこの手の流行を全然おさえていないから、ここ数年での新しい言葉を知るのに役だった。なんなんだ、「アーキテクチャ」って…と思っていたが、初めて意味を知った。仲正昌樹って若干口が悪い感じだけれど、この本に関しては比較的おとなしめ。

    思想というものに興味はあるけれど、何から読んでいいかわからないという人は手にとって見るといいかも。おすすめ。なお、玄人は読んでも仕方ないような気も。

  • 中国哲学からの応答を考えつつ。

  • 知的 7
    かかった時間 100分くらい?

    面白かった。ほんとうに延々と筆者がキーワードについて何ページかの説明+αを述べているのがよい。キーワード同士がリンクしているのもよい。
    たとえば、「自由」とか「正義」とかいったキーワードについて、語源的な意味と、その変容の簡単な歴史と、現代における典型的な議論のされかたなんかが書いてあり、さらに、現代日本の現象と関連づけられていたり、筆者の憂いが述べられていたりする。

    「正義」「善」「自己決定/自己責任」なんかが並ぶ前半より、「動物化」「決断主義」「アーキテクチャ」「イマジナリーな領域への権利」なんかが並ぶ後半の方が面白かった。

    あと、デリダとかフーコーはすごい!!ちょっと入門書でも読んでみたいものだ、と思った。

    あっ、正直高校生にはわからんわ。

  • 高校生にはとっつきにくいし難しい。読むのが苦痛だった。

  • 「高校生でもわかる」のかどうか、疑問ではある。ただこの疑問をツッコミどころとするのは筋違い、著者のこれまでの出版物などをリーダーズダイジェスト的な色合いで一冊にまとめた感じでスピード感があって面白い。
    『高校生でもわかる(かもしれない)仲正昌樹』というのが適切か。最初に読む仲正昌樹としては良い本だし、最初に読むとすると『今こそアーレント』かこれだと思う。

  • どこかで耳にしたことがあるけど、よくよく考えると曖昧だなぁ、と思うようなワードを新書にしてはしっかりと解説している良著
    テレビに出ているコメンテーターなどがいかにいい加減に言葉を使っているかがなんとなくわかる。
    理系でもわかりやすく読めます。

  • 【目次】
    正義 005
    善 012
    承認 020
    労働 027
    所有 035
    共感 046
    責任 054
    自由意志 065
    自己決定/自己責任 074
    「心の問題」 081
    ケア 088
    QOL 095
    動物化 101
    「歴史(=大きな物語)」の終焉 111
    二項対立 120
    決断主義 131
    暴力 139
    アーキテクチャ 150
    カルト 158
    イマジナリーな領域への権利 169
    「人間」 179

    後書き [191-193]

  • 現在、信頼できる知性の一人である仲正さんの著作であって、さすがにレベルが高い。論旨が明快でわかりやすく、概念を多面的に知ることができる。良書。

  • 読了。

  • わかりやすい。

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著者プロフィール

1963年生まれ。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了(学術博士)。金沢大学法学類教授。専門は法哲学、政治思想史、ドイツ文学。著書に『集中講義!日本の現代思想』『集中講義!アメリカ現代思想』(NHKブックス)『悪と全体主義』(NHK出版新書)『ヘーゲルを超えるヘーゲル』『今こそアーレントを読みなおす』(講談社現代新書)『マルクス入門講義』(作品社)など多数。

「2020年 『現代哲学の最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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