アサーション入門――自分も相手も大切にする自己表現法 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 779
レビュー : 79
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062881432

作品紹介・あらすじ

第一人者がわかりやすく語る!
言いたいことが、うまくコミュニケーションできないのはなぜ?

コミュニケーションがうまくいかないときや人間関係が難しいとき、「アサーション」を理解すると、関わりを建設的に変えることができます。「自分も相手も大切にする自己表現」を意味するアサーションは、私たちの会話を心理学の知恵をもとに読み解き、日常のやり取りに変化と充実感をもたらすコミュニケーションの方法と関わり方です――<「はじめに」より>

感想・レビュー・書評

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  • 平木先生は、日本の「カウンセリング」の世界では、巨匠のひとりといって過言ではありません。
    経験の深い先生ならではの、こなれた説明で自己表現のひとつである「アサーション」について理解することができます。

    一方で、アメリカから、カウンセリングマインドという新商品を輸入してきた代理店第一世代が平木先生としたら、その後に並行輸入でアメリカ企業の日本法人として「アサーティブ」という言葉もありそうな感じ。

    出発点は同じでも、やや、表現方法が違います。
    読み比べると、理解が深まると思います。

  • アサーションは、相手を尊重しながら自分の気持ちを伝えていく、自他共に大切にするコミュニケーション。普段から心がけているが、相手が一方的で攻撃的な人の場合、尊重する気持ちを持ったコミュニケーションをするのが、なかなか難しい。全般的なことはとても分かりやすかった。コミュニケーションが困難な相手の場合の方法を、もう少し詳しく知りたい。

  • まあいろいろ慮って表現しましょうという話で、そんなアサーションとか大げさにせんでも、という気はしないでもない。

  • 多様化が進む社会で、自分と同じ考えの人ばかりでないということを理解し、自分を大切にしたコミュニケーションをしていくという内容です。バランスが大事ですね。筆者のことをよく知らずに読み始めたのですが、最初の方で来談者中心療法のカール・ロジャーズの研修会に参加した・・・という記述を見て初めて、臨床心理学者だと知りました。チェックリストがあり、自分を振り返るきっかけになりますし、ケーススタディーのようなものも入っているので、コミュニケーションで人と衝突があったり、何も言えずに押し付けられている人などは読むべき本だと思います。

  • どうしても苦手で,コミュニケーションをとるのがしんどい相手に困っていたときに,友人に「アサーション」と言う言葉を教えられ,とりあえず簡単そうなこの本を手にとりました。

    私は非自己主張的な部分があり,なかなか思ったことを言えずに(言わずに)ストレスを溜め込んでいることが多いんですが,そしてそれが一番場をうまく納めるのによいことだと考えていたんですが,それは自分を大切にしていないコミュニケーションで,結果的に相手も大事にしないことになるという点は納得しました。確かに。
    自分のコミュニケーションのとり方をちゃんと考えていかなければいけないなあと思いました。

    アサーティブなコミュニケーションとは言っても,相手にもよるし…とは思ったんですが,案ずるより産むが易し。ってこともあるので,後半,かなり実用的なコミュニケーションのとり方が示されていたので実践してみようと思いました。
    入門によさそうな本でした。

  • アサーションとは、人と人のコミュニケーションにおいて他人からの問いかけに対してその問いかけを自問して答える事です。 例えば、理不尽な要求に対して強弁に拒絶するより、今この場での返答を問いながら柔らかく断る。 また、相手に遠慮して回答しない。(非通知型) 自分自身の回答を自分自身の心に問いかけ、その時の状態・環境を鑑みて回答する。 それにより、回答では拒絶だが自分の状況を説明しながら回答することにより相手に対してもコミュニケーションを図れる。

  • アサーション関連2冊のうち1冊目。


    アサーションは誰にでもわかるように実際に「使える」ように書かれたものがほとんどで、その背景について細かく書かれたものは少ないですね。今回は2冊とも「使える」ことを中心に書かれているものです。

    アサーションを学んでいて一番の心配事といえばおそらく「自分はアサーティブだけど周囲がアサーティブでない」という状況だと思いますが、この状況をどのようにして「受容」するのかというあたり、きちんとフォローされているので入門といえどなかなかの内容でした。

  • 自己主張せずに自分を犠牲にもしないし、攻撃的に自己主張して相手を踏みにじったり押しつぶしたりもしない。自他ともに尊重するスタンスの自己主張によるコミュニケーション。

  • アサーションとは、サラダボウル国家アメリカで生まれた、自分も相手も大切にする自己表現法のこと。日本でも、価値観が異なる人たちと共に生きていく上で、是非とも身につけておきたいコミュニケーション・スキル。

  • 入門と書かれているだけあって、本当に触りだけが書かれている。もっと踏み込みたいなら専門書を読んで更に深めるべき。

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著者プロフィール

統合的心理療法研究所(IPI)所長、臨床心理士、家族心理士。臨床心理士養成指定大学院において20年余、臨床心理士の養成・訓練に携わる傍ら、IPI(統合的心理療法研究所)を主宰し、心理療法の理論・技法の統合を追求し、 統合を志向する臨床科との相互交流・研究活動を推進。著書に『改訂版アサーショントレーニング』金子書房、『図解自分のきもちをきちんと伝える技術』PHPほか多数。

「2020年 『マンガでやさしくわかるカウンセリング』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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