武器としての社会類型論 世界を五つのタイプで見る (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 93
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062881647

作品紹介・あらすじ

人と同じように世界もタイプで分けるとわかりやすい。
日本社会型(全体共同体)、西洋社会型(上個人下共同体)、中国社会型(上共同体下個人)、インド社会型(資格共同体)、古代ユダヤ社会型<イスラム>(資格共同体)。
第一線で活躍する神学者が類型論によって世界の解き方を提示する。

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  • 【版元】
    製品情報
    製品名 武器としての社会類型論 世界を五つのタイプで見る

    著者:加藤 隆
    発売日 2012年07月18日
    価格 定価 : 本体800円(税別)
    ISBN 978-4-06-288164-7
    通巻番号 2164
    判型 新書
    ページ数 288ページ
    シリーズ 講談社現代新書
    http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210650

    【簡易目次】
    第1章 五つの社会類型からなる社会類型論
    第2章 古代ユダヤ教とキリスト教
    第3章 「西洋世界」の危機と「キリスト教」の採用
    第4章 「西洋」と「非西洋」

  • 読了。

  • 世界を五つのタイプで捉える社会類型論。西洋型[上個人下共同体]、中国型[上共同体下個人]、インド型[資格共同体]、日本型[全体共同体]、ユダヤ型[掟共同体]で世界を分けるとわかりやすいとしている。著者が神学専攻なので、西洋型、ユダヤ型の説明が詳細で説得力が有るが、インド型は、やや心もとない。資格型社会で資格がどう認定されていくかの説明が無いと、IT技術者はカースト外と簡単に言えるのか疑問である。インド文明の特徴とされる、無時間性についても考慮する必要があるのではないか。日本社会は、社会が生き延びるのが第1だとすると、状況により江戸化か中国化を選択すれば良いことになる。最終章の西洋が優位になった理由の考察は面白い。この考察のように、社会類型論が世界を理解するために有効なのは間違いないので、更に論証を進め、精度を上げた類型論を読みたい。

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プロフィール

加藤 隆(かとう たかし)

1957年神奈川県生まれ。東京大学文学部仏文科卒。ストラスブール大学プロテスタント神学専攻(博士課程)修了。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学比較文学比較文化博士課程満期退学。神学博士。現在、千葉大学文学部教授。日本の聖書学者、千葉大学教授。1998年中村元賞受賞。神学のほか比較文明論もおこなう。

著書に『新約聖書はなぜギリシア語で書かれたか』(大修館書店)、『福音書=四つの物語』(講談社選書メチエ)、『一神教の誕生─ユダヤ教からキリスト教へ』『武器としての社会類型論─世界を五つのタイプで見る』(ともに講談社現代新書)、『「新約聖書」の「たとえ」を解く』『歴史の中の「新約聖書」』(ともにちくま新書)、『旧約聖書の誕生』(ちくま学芸文庫)、『「新約聖書」とその時代』(日本放送出版協会)などがある。

「2016年 『『新約聖書』の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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