死別の悲しみに向き合う─グリーフケアとは何か (講談社現代新書)
- 講談社 (2012年12月18日発売)
本棚登録 : 215人
感想 : 18件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784062881852
作品紹介・あらすじ
死別とはどんな体験なのか? 大切な人を亡くしたとき、人はなにを思うのか? 周囲はどう接すればいいのか? 激変する社会のなかで模索する新たな悲しみの作法。(講談社現代新書)
死別とはどんな体験なのか?
大切な人を亡くしたとき、人はなにを思うのか?
周囲はどう接すればいいのか?
激変する社会のなかで模索する新たな悲しみの作法
みんなの感想まとめ
死別というテーマを深く掘り下げ、個々の体験に寄り添う内容が特徴の一冊です。著者は、死別がもたらす悲しみがいかに個人的なものであるかを示し、悲嘆との向き合い方を模索します。読者は、実際に親しい人を失った...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
同じ著者の『喪失学』と内容が重複している部分は多くあります。
実際に親しい人との死別を経験して、立ち直りたいという方が読むには、こちらの方がより具体的なことが書かれていて、参考になると思います。
現代人は死から目を逸らしがちですが、元気なうちに家族や自分の死について考えておくべきですね。
そうすれば、人への接し方も変わってくると、この本にも書いてありました。 -
別れの悲しみというのは、その人と別れたくないという思い、相手への愛情の裏返しである。
大切な人との出会いの副産物である死別の悲しみの存在を積極的に認める。 -
今の時期にしか読めないかなと思って選んだ本です。こうしたことに関しても研究されているというのは素晴らしいことだなとまずは感心します。この本を読んで「死別」とはきわめて個人的な体験であることと、そのことから悲嘆との付き合いもきわめて個人的なもので、どうあるべきというものではないと言う事です。この個人的な意見を言うのなら悲しみや無念さは忘れるものではなく、距離を置いて並走するものというのが、私なりの捉え方で、そうやって、人生の物語は続いていくものと思えるようになってきました。
-
本書を読んで身近な肉親の死を受けとめるヒントを得たような気がする。
-
グリーフケアという何か専門療法的なことについてではなく、死別を迎えた場合・迎えた知り合いがいた場合、どうするかということが丁寧に書かれている。語る・聞くことの大事さについて改めて理解できた。
-
色んな視点から見てくれている。
結局のところ死別体験は十人十色であり自分自身と向き合って折り合いをつけて行くしかないのだけれど、こういう本が沢山あると死別と向き合おうとするヒントになってくれる。
なかなか日常では深くまで語り合えない現実の中で、単なる体験談ではなく、俯瞰的に見れる本。 -
【2017/10読了】有縁の人との死別を生きるにあたり生じるくさぐさのことども。
-
死について。
職業柄私にとって死は身近にあります。
なるべく誠実に、まっすぐに死と向き合いたいと思っています。患者さんとご家族と寄り添って、悲嘆も共有して、少しでも支えになれたらいいと思います。
今まで看取った方たちと家族について考えながら読んで、うるっときました。
著者プロフィール
坂口幸弘の作品
