学び続ける力 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062881883

感想・レビュー・書評

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  • 学ぶことの意味を考えさせられた。自分を外側から観るということ、教養の始まりなど様々な視点から勉強になる良著。

  • 東工大で教えることになった経緯や学生たちに教える中で気づいたことを中心に、教養の大切さについて書かれています。池上彰さんのこれまでの勉強の仕方や読書についてなど、広い意味での勉強の方法が説明されています。特に大学生くらいの人に読んでもらいたい本です。

  • 教養とは、学ぶ楽しさを知ること。 そして、学べば学ぶほど無知に気づく。専門教育だけで十分と考えがちであるが、リベラルアーツの大切さを再認識させられた。

  • 読みやすく、ためになる内容。良書。

  • 初、池上さん著書。
    TV解説同様とても判り易かったし面白い。

  • 続 地方記者
    読書について ショーペンハウエル
    すぐ役に立つことは、すぐ役にたたなくなる

    2014/8/7 また借りてしまった

  • この著者の本、連続3冊目。
    他の著書同様、本当にわかりやすく読みやすい本だ。
    その秘訣(ポイント)の一端がつかめるかも。

  • キーワードを見つける力
    キーワードをつなげる力
    キーワードを使って論理的に説明する力
    頭で絵を描けるように話す
    続 地方記者
    読書について ショーペンハウエル
    城山三郎 総会屋錦城
    黒の試走車
    清水一行
    高杉良 虚構の城 大逆転
    覇権への疾走 ドキュメントノベル日産自動車
    小説 日本興業銀行
    金融腐蝕列島
    ハゲタカ
    マグマ

  • 階段には踊り場があって、ずっとやっていても全然効果がないと思っていると、あるとき突然ポンと効果が出て、一段階上に上がる。

  • 父親からもらった

  • イメージしていたようなHow to本ではなかったけど、池上さん自身がどうやってあの知識を身に付けていったのかがよくわかる本。

  • 教養と修養の話、最近気になっていただけに、参考になりました。
    歳とともに、文化教養に興味を持ちつつあります。

  • 元々子どもニュースの頃から好きだった人だが、文章も面白くわかりやすく好印象。気分が上がるし他の本も読みたくなる。

  • 大好きな池上さんの新書。
    新書と言っても堅苦しいものではなく、
    池上さんの今までの学びの姿勢や、
    具体的な事例を添えて我々へのアドバイス、
    そして最後に我々に学ぶってどういうこと?って問いかけています。
    分かりやすい文章なので、すっと言葉が入ってきます

    私自身、仕事始めてからこそ「学ぶ」必要性を痛感。

    印象に残った言葉を。
    ・名刺の力を利用せず、自分の名前で仕事をする
    ・頭で絵を描けるように話す
    ・読書は他人にものを教えてもらうことである、
     本を読む我々は他人の考えた過程を反復的にたどるに過ぎない
     (ショーペンハウエル)
    ・自分の存在が社会の中でどんな意味を持つのか客観視する

    本の中で、
    すぐに役に立つ事は、すぐ役立たなくなる
    という言葉が多く出てくるのですが、それって何となく分かる

    勉強と思って調べたことじゃなくて
    単純に趣味や興味で調べた事が、
    人との会話で盛り上がったり、
    新たな人脈が増えたり、
    その後の人生を導いてくれたりする。

    私にとって
    どん欲にいろいろなことに興味や好奇心を持つことは
    自分の人生を豊かにし、必要不可欠だと思っています。
    これからも好奇心持ち続けよう。

  • 勉強ってつまらないけど楽しいですよね(笑)私も勉強好きです!

  • 批判する力を身に付ける必要性。
    人からの意見を鵜呑みにする癖がある僕は、そこが頭に残りました。

    すぐに役立つ知識と役に立たない知識、どっちが大切なのか。

    この本に書いてあったように本を読み終えてから暫くは余韻に浸り、本の内容を深く考えようと思います。

  • 基本的な学びに対する姿勢や考えかたを述べているが、それほど刺激を受ける内容ではなかった。

  • 「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」という言葉、まさに自分が思っていたことだ。ある目的に対してピンポイントで勉強することも必要かもしれないが、それでは視野が偏ってしまう。まったく別のところで学んだことが有機的に関連付いて結果として役に立つ、教養とはそういうものだろう。また長い目で見れば、そういった教養が自分の中できちんと育っているかが人生を面白く過ごせるかを握る鍵になっているように思える。仕事「だけ」に打ち込む人の話は往々にして面白くないものだ。
    それにしても、一つのニュースをいろんな角度から見れるなんて面白い。それも池上さんの中でしっかり教養が根付いているからだろう。時に読み返して確認したい本。

  • 物事を概念的に理解したら様々なことに役立たせられる

  • 学生のときに出会いたかった。これからでも実践して、学び続けて行きたいと思った。

  • 「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」
    「検索能力があればそれでOK」ではなく、検索した情報を「組み合わせて」新しい発想を「引っ張り出す」「展開させる」能力が必要

  • 20131201

  • なぜ勉強するのか。勉強し続けるのか。
    深く考えたことがない。

    教養って何だ?
    子供が大きくなって「なんで勉強するの」って聞かれたら何て答えよう?

    考えさせられる本だ。

  • 勉強したくなった。
    気持ちが疲れた時にはもう一度読みたい。

  • 学べば学ぶほど、死やが広がり自分の知らないことに出会う。それが自分の好奇心を刺激する。好奇心が大きくなれば知的スリルを味わえる。
    批判力を身に着けるのに大切なのは、何についても引っかかるところを見つけること。
    読んだ本はなるほどと感心するけれどもすぐに知識はざるの目からこぼれてしまう。つまり忘れてしまう。大量に本を読めば、ざるでも大量に水を汲んでいれば、少しは水がたまる。
    リベラルアーツのリベラルとは様々な枠組みから自由になること。

  • 学び続ける力というより、学ぶことは大切だよと言った内容。モチベーションUPには繋がらない。

  • もっとも心に残った部分は、本は疑いながら読めということだった。
    確かにこれまでの自分は新書などを読んでも、その内容を疑おうとはせず、当然すべて真実だと思い込んでいたので疑問も浮かばなかった。
    これからは少しでも「なんでだろう?」「ここはおかしいのではないのか?」ということを思いながら読めたらいいなと思った。
    池上さんの向上心には脱帽だった。

  • とっても読みやすくて分かりやすい。
    さすが池上彰さんですね。
    現代の教養とは自由に問題を設定し、新しい解を探す行為だという。
    これは「よりよく生きる」ことに他ならないとも。

    うーん。

    文章は易しいけど、実践するのはたいへんだ。自らを客観化し自分と社会の関係を再構築するのかぁ。
    この練度が低い国家は全体主義一直線ですな。でも逆になってもいいことばかりとは思えないんだよね。
    冒頭と最後で繰り返された「すぐ役に立つことは、すぐ役に立たなくなる」はけだし名言。

  • 池上さんの勉強法。わかりやすく、それでいて深い。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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