銀行問題の核心 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 59
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062882521

作品紹介・あらすじ

銀行員を主人公としたドラマ『半沢直樹』が大ヒット。銀行の仕事に改めて世間の注目が集まる中で起きた、みずほの反社融資問題。
日本金融システムの中心メンバーであるメガバンクが好業績を続ける一方で、中小企業への融資がなかなか進まないのはなぜか?
 
銀行と金融庁との関係とは?
銀行と反社会勢力との関係とは?
資金繰りで苦労するまじめな中小企業を潰す検察の失敗とは?

現場の支店長を経験した人気作家と、企業の危機管理問題の第一人者である弁護士のふたりによる大議論。

日本の銀行のいまに迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 江上剛×郷原信郎(弁護士)の対談集。みずほ銀行の反社融資の話と、東日本震災保証融資詐欺事件の話を中心に、今の銀行とか、あと検察(特捜)の問題点について。こういう問題点の指摘ってちょっと飽きてきたかな~。欠点ばかり見てても仕方がないというか。

  • 読了。

  • 著者:江上剛氏は、第一勧業銀行入行、広報部次長等を務め現在は退行し作家として活躍中。
    郷原信郎氏は、検事等を経て、弁護士として法律事務所を開設し、関西大学特任教授もと務めている。

    銀行は、口座の開設、振込・送金、クレジットカードの支払決済など、我々の社会生活に不可欠なインフラ昨日を離す「血管」であるのと同時に、健全な血液が確保され、血液が身体の隅々にまでいきわたるよう「循環器」の役割を果たす、というのが銀行の役目であった。

    しかし、バブル以降の銀行はその役割を十分に果たしてきたのであろうか。上記の2人により以下の5章にわたりテーマ通りの銀行の核心について対談形式でその問題に切り込んでいる。

    ①みずほ銀行反社融資問題
    ②反社融資問題
    ③中小企業融資問題
    ④法システム・行政の問題
    ⑤これからの銀行、そして銀行員

    問題の核心に触れるのには想像以上の体力が必要である。わかってはいるもののそれに触れてしまうと火傷してしまう・・。どこかにそんな思いがあるのかどうしても敬遠してしまいがちな核心との付き合い方。

    しかし、問題を解決にまでもっていくには、傷口を補修する等の応急処置ではなく、核心である本質から改善していかなければいけない。

    時間も労力もかかるが、必要であることは誰から見ても明白である。

    知っておいて良い知識。知っておくべき知識である本書の核心。もちろん著者の意見であるという点もしっかり前提として受け入れようと思う。

    本書のような本。そして、理論や知識等を吸収することによって自分の意見を持ち、そして知識だけではなく、それを礎にして自分の行動にも反映させていきたいものである。

  • 今の銀行員批判がメインかなと感じた。あとは、自分たちが半沢直樹風の人間です、と言ってる。ちょっと癪に障るところがあった。やはり半沢は小説のなかの人物だから、ドヤっても嫌味がないのだろう。中小の融資問題は、数字の判断ではなく、face to faceが大切ということだけわかった。

  • 7月新着

  • 半沢直樹でクローズアップされた銀行だけど…
    対話式が逆にわかりづらかったか?

  • 銀行の内情、今起こっている事がよくわかった。人ごとではないとも思う。

  • 入行して丸七年で同期100人が40人に絞られ、丸九年で20年に絞られる人事システムに驚き。

  • 338||Eg

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著者プロフィール

江上 剛(えがみ ごう)
1954年、兵庫県生まれの作家、コメンテーター、実業家。本名、小畠晴喜(こはた はるき)。元日本振興銀行取締役兼代表執行役社長。元(旧)みずほ銀行築地支店長。
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業後、1977年から2003年まで旧第一勧業銀行(現みずほ銀行)に勤務。2002年『非情銀行』で作家デビュー。2004年から2010年までは日本振興銀行に関わっていた。 
代表作に『隠蔽指令』、『庶務行員 多加賀主水が許さない』、『ザ・ブラックカンパニー』、『ラストチャンス 再生請負人』など。それぞれドラマ化されている。

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