「イスラム国」と「恐怖の輸出」 (講談社現代新書)

著者 : 菅原出
  • 講談社 (2015年7月16日発売)
3.50
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  • 本棚登録 :35
  • レビュー :7
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062883276

作品紹介

IS「建国」1年。
新たなテロ指令を発し、ますます不安定化する世界の現実を、
インテリジェンス、危機管理のエキスパートが詳細に解き明かす!

なぜISの勢いは衰えないのか?
関係各国の思惑とは?
アメリカの決定的失敗とは?
これからのキーワードは「フランチャイズ化」と「一匹狼型テロ」
「敵」となった日本と日本人の自衛策は?

テロ対策の専門家として、イスラム過激派の動向をウォッチし続けてきた著者が、ニュースではわからない真実を明らかにする。

「イスラム国」と「恐怖の輸出」 (講談社現代新書)の感想・レビュー・書評

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  • アメリカがいくらイスラム国を空爆してもイスラム国は無くならない。シーア派とスンニ派の対立を利用すればするほど対立は深まり紛争は長期化する。

  • 「イスラム国」とは何なのか知りたくて読んでみた。
    成り立ちは以下のことが書いてあった。
    -------------------------------
    2003年にアメリカが始めたイラク戦争がなければ「イスラム国」は誕生することはなかった。アメリカはイラク戦争によって、当時のサダムフセイン政権を倒したが、イラクという国家の支配構造そのものを根底から覆してしまった。そこに全ての原因がある。
    フセイン政権時代に支配的な地位にいたスンニ派住民が、被支配的な地位に追い落とされただけでなく、彼らは生きていくための最低限の収入源をも奪われてしまった。
    シーア派政権の失敗が、スンニ派武装勢力、それに外国人戦闘員を融合させたモンスターを育ててしまった。
    ---------------------------------

    日本でもテロが起こり得るのか、
    そしてどう対応すればいいのだろうか。

  • イスラム国関連の書籍2冊目。この本もコンパクトにわかりやすく解説されていて良かった。最後の章でテロを避けるための具体的な指南がされているのがユニーク。

  • イラク戦争でスンニ派(少数派)政権倒す→軍や政治からバース党追放、シーア派政権→内戦→アメリカはシーア派とスンニ派を和解させようとする→しかしマリキ政権はスンニ派弾圧→これらの中でISIL強大化(ざっくり言うと)。日本は戦争中の政治家がその後も力を持ってるのを不満に思ってたけど、だからこそ上手くいったのかもって、これ読んで気づいた。んー難しい。
    イラクは着地点はあってそれまでに困難が山積みだけど、シリアは着地点すら見えない。
    寄付ではなく、石油の密輸、税金、身代金が収入源だから経済制裁が効かない。
    銃を持った人がいる、その時に自分で判断して自分を守る。とりあえず伏せる。

  • 2015年9月新着

  • 日本は中東で侵略戦争をしてこなかった
    だから日本人は中東では嫌われていないから襲われない、というロジックはもはや通じなくなった。
    ISにとって日本は西洋諸国の協力して隷属する国家だから敵。

  • 316.4||Su

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