続 まんが パレスチナ問題 「アラブの春」と「イスラム国」 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062883313

作品紹介・あらすじ

宗教、民族、資源、復讐の歴史などが複雑に絡み合い、
世界の大問題の根幹ともいえる「パレスチナ問題」。

前作『まんが パレスチナ問題』では、ユダヤの少年ニッシム、パレスチナの少年アリ、そして智恵のある「ねこ」を語り部に、
パレスチナ問題を4000年の歴史を遡り、わかりやすく説明、
中高生から大人まで、多くの人の支持を集めました。

前作より10年、さらに混迷を深めるパレスチナ・中東問題を
前作と同じ二人とねこが解説します。

日本人にも関係のあるパレスチナと中東問題を理解するには、
まずはこの一冊から。

感想・レビュー・書評

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  • 前作から10年。前作はユダヤ教の成立から3・11までだったが、今作は2005〜2015年。副題にあるように、正に「アラブの春」と「イスラム国」の10年。特に前者はチュニジア編・エジプト編・リビア編・シリア編と国別に整理されていて分かり易い。
    フランスだけでなく、世界には闘う風刺漫画家が沢山いることを知ったのが大きな収穫。著者の山井教雄さんも、何気に絵がお上手と思ったら、こちらが本職なんですねー。

  • 最後の憲法の話いらない‥これだけ厳しい現実を解説しておきながらなぜ9条を称賛できるのか、教えてくれ。

  • 正編からの連続で読了。

    簡潔でわかりやすい内容だけに深く刺さるものがあって、思いがけず、深く内面に迫る一冊となった。

    欲をいえば、前作のようにアリ、ニッシム、ネコがもう少し自分の境遇や立場から掘り下げてくれると、より深い内容になったかなと思う(なかなか難しいが)。とはいえ、昨今の混乱した中東情勢を理解するには、良い一冊である。

  • アラブの春とイスラム国について。ニュースでよく耳にするため、わかったような気になっているが、その詳細と背景について書かれている。歯に衣着せぬ表現があってわかりやすい。まんがとタイトルについているが、挿絵が多いという感じ。続 から読んでしまったので、前作も読んで見たい。このテイストで北朝鮮について取り上げて欲しい。

  • 暴力には暴力でしか戦うことができないのだろう?
    憎しみは憎しみでしか塗り替えることはできないのだろうか?

    ガザ地区に留まるパレスチナ人たち。
    イスラエルを建国したユダヤ人たち。
    お互いの想いが交錯したくさんの人たちが亡くなった。

    場所は変わりアフリカ。
    報道規制があるなかで、インターネットの発達、Facebookへの投稿、
    自由に発言できる力が、アラブの春を呼び起こす。
    しかし自由は暴力でなぎ倒されてしまう。

    今もなお続くイスラエル国の意味が少しわかった気がしました。

    (以下抜粋)
    ○血縁を重視してモハメッドの従兄弟のアリがいいって言う「シーア派」と、
     血縁に関係なく皆から優秀な人を選ぶほうがいいっていう「スンニー派」(P.58)
    ○「最後の審判」を信じる一神教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、普通火葬は避けられる。
     死体は土葬され、墓の下で最後の審判の日によみがえるのをじっと待っているニョだ。(P.67)
    ○だって、エジプトじゃ、100%民主的な方法―――デモで、
     それも多くの若者が命をかけて非暴力で腐敗した独裁政権を倒した。
     そしたら巨大な軍の暴力―――
     クーデターでひっくり返されたんだぜ!
     しかも、若者は機動隊を襲った罪で無期懲役だよ!
     「イスラム国」は言うんだ。
     「平和的なデモをいくらやっても意味はない。
     こうなれば実力行為だ。暴力に訴えなければダメだ!」。(P.86)

  • 2015年前半までのパレスチナ問題を解説。前著に続いて、簡潔で分かりやすい。

    あとがきを読むと、筆者の見方にも偏りというか、これはこうであると考えるものが見えてくる。それでも、ある特定の視点から物事を捉えた後に、反対側から見ると、全体像を立体的に理解できるものである。

    そう考えると、本書を読んで終えてしまうのではなく、関心を持った箇所をさらに学び、理解を深めていくことが良いのだろうと思う。

  • 2016/03/13

  • パレスチナ地域の諸問題がよくわかった。

  • 2016/1/4読了。

  • なかなか、わかりやすい

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