ネットフリックスの時代 配信とスマホがテレビを変える (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 32
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062883405

作品紹介・あらすじ

放送・通信の黒船がやってきた! 2015年9月に上陸したネット配信の覇者ネットフリックスと、それを迎え撃つHulu、dTV 、アマゾンなどの巨人たち。
 動画配信された作品を「イッキ見」するという新しい波は、テレビのビジネスモデルを、私たちの生活をいかに変えるか、最前線からの報告。

 ・「レコメンド機能」など、「ネットフリックス」の世界有数のデータ解析力。
 ・日本型動画配信を拓いたNTTドコモとエイベックス「dTV」。
 ・日本テレビ傘下「Hulu」のコンテンツ戦略。
 ・ネット配信を迎え撃つディスクの巨人「アマゾン」、「TSUTAYA」。
 ・民放キー局の「見逃し配信」サービス。

「テレビの前のお茶の間」という習慣が失われた時代の新しいコンテンツ消費の姿を、第一人者が描く!

感想・レビュー・書評

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  • Netflixもまだニッチな存在であると思うし、無料が当たり前の若い世代にどうやって根付くんだろう これからが面白い

  • テレビとネットの関係。
    スマホ時代の映像配信では、端末を選らばず、(番組の)続きが見られるサービスは有効である。
    テレビを見ない世代では、「イッキ見」をする環境があれば、視聴率はあがる。
    音楽ネット配信で(買う)状況が変わった。

    ビッグデータがテレビを変える。
    放題≒フリー?

  • 身近にHuluのユーザーがいる。地上波テレビもTVerなどで見られるようになってきた。また、音楽の世界でもネット配信はポピュラーになった。そうなると、テレビや映画といった映像も、ネット経由でオンデマンドで見ることが普通になってくるのかもしれない。そんな問題意識をくすぐる本に出会った。
    本書は、アメリカにおけるネットフリックスの興隆を含むSVOD(有料で見放題のビデオ・オン・デマンド)の普及、日本におけるSVODに関する各供給主体の動き、音楽分野における流通経路の変遷などをバランスよく紹介している。
    日本でSVODが普及するかどうかについての見通しは、必ずしも明らかでない。マスコミは、新規性の強いものを過剰に報じるので、近いうちにテレビが廃れてSVODが一般化するかのような雰囲気もあるが、筆者はやや慎重に考えているように見受けられる。それでも、映像の流通チャネルは確実に変化しつつあり、キー局のコンテンツを流すことが主体の地方テレビ局などその存立基盤が危うくなっていることにも警鐘を鳴らしており、大変説得力がある指摘が多い。中々有益な一冊であった。

  • https://youtu.be/7cM7wUsdYsM

    こちらの動画と併せて読みたい本

  • サブスクリプション型のサービスが増えてる中で、テレビでは実現できなかった利便性、新たなニーズの開拓の草分け的存在であり、これからもこの業界のトップリーダーであり続けるための挑戦がよくわかりました。

  • ネットフリックスを代表とするSVODの登場によってテレビの在り方、変化について書いた一冊。

    ネットフリックスやHuluを代表とする定期購読型のビデオオンデマンドであるSVODの登場によってテレビの業界やまた音楽の業界が従来から大きく変化していることを本書を読んで感じました。
    お茶の間で何となく点けて見ていたテレビという時代ではなく、いつでも好きな時に見たいものを見るという配信サービスが私たちの生活に徐々に浸透しつつある中で、SVOD事業を行う各社がオリジナルコンテンツの充実や先行配信などの戦略で競い合っている現状や視聴率の概念を覆すレコメンドの存在とそこから予算編成などコンテンツの製作に変化が起きうることなど本書を読んで知ったことも多くありました。

    本書を読んでSVODがテレビの存在を脅かすものと捉えらていますが、むしろ共存するためのいちツールではないかと感じました。
    従来のテレビや映画館など単一的に発信されるだけのコンテンツが映画やアニメ作品の先行配信やオリジナルコンテンツの配信などを行うことによって、コンテンツの発信方法が多様化し、そこからファンが共有するイベントなどのコト消費へと発展したりとSVODから新たな可能性も感じました。

    ネットやスマホが大衆のものとして普及し、従来の私たちの生活に変化が生じていること、そしてその変化を受け入れることが私たちにとって重要であることを感じさせられた一冊でした。

  • 日本のサービスだめだよね!Netflix最高!という内容。本書の内容は、なんてことないのだが、かつて国内で期待された「アクトビラ」の失敗と対比しながら読み進めると興味深く読めた。同社は PanaとSONYを中心に、TVに標準装備されるサービスだったが、鳴かず飛ばず。サービススキームを作って、あとは放置というパターンは、箱物行政にも通じる日本の失敗パターンか。

  • メディアレンタルも国が変われば事情も異なる。日本であれば学校帰りや仕事帰りにちょっと駅前で、というノリだが、米国はそうはいかない。最寄りのショッピングセンターですら週末マイカーで1時間かけて、の世界。ネットフリックスが米国で誕生したのは、ある意味必然であり合理的な時代の流れ。ゆえにそれ自体は大したことではない。ネットフリックスの凄いのは、オリジナルコンテンツをネット配信に組み込んだこと。なんとそれだけでTVという巨大メディアの放送モデルの対抗馬になってしまった。まさにゲームチェンジャーのポテンシャル。第4次産業革命に匹敵するメディア革命といえる。

  • レビュー省略

  • アメリカで成功を収めているVOD(ビデオオンデマンド)大手のネットフリックスの発展とそれに伴うテレビなどの既存メディアの関係性を映画や音楽と言った視点から解説してある。日本ではまだまだテレビが強いものの将来的にはVODにかわられるのではないかと思った。録画して見る人が大勢いる中で、未だにリアルタイムに観てる人のみを対象にした視聴率という数字に縛られているテレビ業界。映画やドラマの番宣のためにテレビに出まくる俳優さん達に辟易しつつある。その点VODは見たいときに見たいものを観れるし、リアルタイムに視聴数が多いコンテンツが分かるらしく、広告出す側も効果的にうてるのではないかと思った。良書。

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著者プロフィール

1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。
得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、アエラ、週刊朝日、週刊現代、週刊東洋経済、GetNavi、DIME、日経トレンディ、 AV Watchi、ASCIIi.jp、マイコミジャーナルなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。
小寺信良氏と共同でメールマガジン「小寺・西田の『金曜ランチビュッフェ』」を毎週金曜発刊。同メルマガは、単品版としてKindleでも金曜夕方以降に配信中。

「2018年 『ミライのつくり方2020―2045 僕がVRに賭けるわけ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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