楽しく学べる「知財」入門 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062884129

感想・レビュー・書評

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  • 具体例があまりに豊富。判例の紹介もあり分かりやすく読めたが、知財を理解したかどうかは別。

  • 著作権や肖像権などの権利について詳しくわかりやすく説明している本。

    札幌市の図書館で借りた。

  • いろいろな事例があってわかりやすかった

  • 知的財産権について説明した本。知的財産権には、著作権をはじめ、特許権や商標権、肖像権などがあるが、これを体系的にまとめ、わかりやすく説明している。適当に例をあげているし、分析も深く、正確で学術的な記述が心地よい。参考となった一冊。
    「メディアなどで注目を浴びた人が、いったん「パクリをする人物」というレッテルを貼られると、再起不能なまでに叩き潰される傾向にある。パクリは不倫と並んで、血祭りに上げられた人間が、その一生を棒に振ってしまうかもしれないリスクファクターと認識されつつある」p6
    「ほとんど同じにしか見えない中央大学の「C」マーク、広島東洋カープの「C」マーク、米大リーグのシンシナティ・レッズの「C」マーク、智弁学園野球部の「C」マークについても、おそらく著作物性はない」p36

  • 事例が多くて興味が湧く。権利ごとの比較整理は別の本の方がよいかも

  • 「iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。」

    この文言を見た事がある人は多いのではないだろうか。

    そう。アイフォンのウェブサイトの最下部に小さく出ている一文である。

    これが何を指しているのか知らない方もいるかもしれない。

    実はアップル社がアイフォン、アイホンという商品名を利用するために、
    許諾を受けていることを示している一文である。許諾をしているのが、日本の企業であるアイホン社。インターフォンの会社である。

    実は興味深い事実があって、アイホン社の決算資料を見てみると、ロイヤリティ収入1億円というような記載がある、らしい。

    つまり、言い方は綺麗でないが、アイホン社には何もしなくてもお金が転がり込んでいるわけだ。

    前置きが長くなったが、本書は、著作権をはじめ、商標権や特許権、意匠権など知的財産権に関して、その項目ごとに豊富な事例をまじえて解説をしている本である。

    紹介されている事例を拾っていくだけでも、読み物と十分面白いのだが、知的財産権の分野で仕事をしていきたいと考えている若い世代や、仕事をこなしていく上で知識を仕入れておきたいビジネスマンにとっても、分かりやすく整理できる本だと思う。

    まさに、タイトルのとおりである。

    実は、お金持ちになるためには、3つの分野がある。
    それは、不動産、相続、著作権と言われている。

    正直いって、不動産と相続は生まれた家が元々金持ちでもない限り見込めない資産である。
    しかし、実は著作権の分野は、モノを生み出す才能さえあれば、誰にでも大金を掴むチャンスがある世界だ。若者が作家やミュージシャンを目指すのはある意味で合理的といえるだろう。

    そういう意味で、法律の専門家になるための第一歩にもなるし、野望を持つものにとっても、よき導きの書となる可能性が高い1冊だ。

  • 知的財産権に関する、良い導入書です。

    とにかく実例が豊富な本です。当事者、特許庁、裁判所といった関係者がどのような判断をして、どういう結果となったかを見ていくスタイルになっています。現実の事例なので、話の背景が見えてなかなか面白かったです。ニュースでも話題になった有名な話も多数登場します。

    きっちりとした法律用語を使ったり、実際の条文を示したりということは極力せず、噛み砕いた分かりやすい表現で書かれており、あまり前提知識を必要とせず読めるようになっています。堅苦しくないので、気楽に読めます。

    ただ、検索性はちょっと悪いです。目次には、章単位でのページ番号しか書かれておらず、各事例のタイトルがずらずら並んでいるだけですし、索引のようなものもありません。読み通す分には何も問題ありませんが、後から目的の記述を見つけるのが面倒かも。

  • 面白くてためになる、わかりやすい。
    ●著作権は
    ・絵画を平面的に撮影した写真については発生しない。
    ・ちょっとやそっとの文章には発生しない。少しおしゃれなフォント程度では発生しない。
    ●東京ドーム肖像権??
    ●怪しい輩のいちゃもんに注意。
    ディズニーの著作権は2018年で今度こそ切れそうですがどうなることやら。

  • ちきりんが推していたため購入したものの、ずっと読めていなかった本。正月を使って読了。
    いわゆる知財について、わかりやすくまとめられており、事例も数多かったことから読みやすかった。著作権とそれ以外で、そんな差があるとは全く知らなかった……。常に身近に置いといて、何か気になることがあれば参照したい本。お役立ち度で☆5つ。
    事例に対して作者の雑感が付されていて、それにオチもうまいことついていたりしたのも好評価。

  • 20171202

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著者プロフィール

東京都生まれ。東北大学研究推進本部特任准教授、弁理士、米国公認会計士(デラウェア州Certificate)。横浜国立大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、大手電気機器メーカーにおいてソフトウェア関連発明の権利化業務、新規事業領域における企画推進・産学連携・国際連携などに従事。約7年間は米国カリフォルニア州にある研究開発拠点の運営にかかわった。知的財産権を楽しくわかりやすく伝える知財啓蒙の第一人者。科学技術ジャーナリスト(筆名:稲森謙太郎)として執筆した著作に、『すばらしき特殊特許の世界』(太田出版)、『女子大生マイの特許ファイル』(楽工社)などがある。

「2017年 『楽しく学べる「知財」入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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