タロットの秘密 (講談社現代新書)

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  • 講談社 (2017年4月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (328ページ) / ISBN・EAN: 9784062884242

作品紹介・あらすじ

タロットカードは、なぜ謎めいた存在になったのか。最新の研究成果を盛り込み、タロットカードが占いのために使われるようになった歴史や背景を解明する。また、絵の図像の文化的背景から、「鏡リュウジ流」解釈までを丁寧に解説し、具体的な占い方までを紹介。これ一冊で、タロットのすべてがわかる。タロットはもちろんのこと、西洋魔術やオカルト、ユング心理学に興味を持つすべての人、必携の本格的入門書。


タロットカードは、なぜ謎めいた存在になったのか。
最新の研究成果を盛り込み、タロットカードが占いのために使われるようになった歴史や背景を解明する。また、絵の図像の文化的背景から、「鏡リュウジ流」解釈までを丁寧に解説し、具体的な占い方までを紹介。
これ一冊で、タロットのすべてがわかる。
タロットはもちろんのこと、西洋魔術やオカルト、ユング心理学に興味を持つすべての人、必携の本格的入門書。

みんなの感想まとめ

タロットカードの魅力とその歴史を深く掘り下げた一冊で、タロットがなぜ神秘的な存在となったのかを理解する手助けをしてくれます。著者はタロットの歴史や文化的背景を豊富に盛り込み、具体的な占い方や解釈方法も...

感想・レビュー・書評

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  • タロットの歴史や考え方などがぜいたくなくらい、ぎゅーっと詰め込まれている一冊です。

    カードを活用していこうとしている方への信頼が感じられました。

    必要に応じて繰り返し開いて、自分の頭で考えて、理解を深めていく使い方が合いそうです。
    新書サイズなので、カードと一緒に保管しておき、持ち歩くのにもよい感じだなと思いました。

  •  タロットについて概略的なことが知りたかったので、この本を手に取りましたが、面白かったですし、ためになりました。
     第一人者である著者が、所詮はタロットだから当たる方が不自然でしょ?と言っていることに好感がもてる。そんなタロットがどのような形で神格化されてきたか。そして、いまなお支持され、著者自身も占いというより、自身を知る手がかりのツールとしてどう活用するか?が書かれていて、ますますタロットに興味がわきました。
     タロット占いに懐疑的な人も。興味がある人も是非ご一読を。

  • タロットのルーツや歴史的背景についてのおおまかなレビューがまとめられています。
    歴史的背景について、興味を持ったのでとっかかりとして読むには最適でした。

  • タロットの起源からその後の歴史が詳しく書かれていて面白かった。
    ヨーロッパの歴史に詳しくないので、途中かなり難しかったけど。
    「ユングの「元型論」」「集合的無意識の反映としてのタロット」」などこれまでタロットとは関連付けて考えたことがなかったことが書かれていたのも良かった。
    それぞれのカードの説明とタロット占いの実例についてまでも網羅されていてすごく充実した本だった。

    p26
    「自分の状況を冷静に見ながら、偶然に現れるシンボルと突き合わせ、そのときの状況を異なる視点から分析していくツール」

    p29
    「「元型」的なイメージとして扱うことで一種の自己セラピー的な価値もある。」

    p113
    「人の進歩を妨げるよう働きかける無意識的な動機や、隠れた恐怖や懸念を露わにする」

    p137
    「答えは自分が知っている」

    p185
    「セルフカウンセリングのツールとして用いるためには、あえてカードの意味を「深読み」する必要がある」

    p199
    「「どうすべきか、何をすべきか」ではなく、「自分はどうしたいのか、何をしたいと感じているのか」を自分に問いかける」

    p306
    「自分の無意識と対話する場」

  • 「メディア占いの鏡リュウジさん」とは少し違う、歴史的な視点でタロットを紐解く1冊。ロマンたっぷりのタロット伝承を、実証面からある意味切り崩していく。結論として、占いカードとしてのタロットの歴史は浅いことが明らかになる。けれど、それはタロットの魅力を損うものではないだろう。むしろ深みが増したように思う。特に、セルフカウンセリングツールとしてのタロットについては、より深く知りたいという関心が湧いた。

  • タロットそのものの説明というより、鏡さんの解釈や説明が良かった〜〜文中で仰っていたように、占いってロジカルな側面とフィーリングの側面があると思うけど、この本はタロットのロジカルな部分の説明に比重を置いている。

    カードの解釈や説明が面白かった!好きなカードが増えた気がする。
    難しくて分からないところも多かったけど、タロットの歴史もさーと眺められて、その幅広さ?に驚いた。誤読で発展してきたのを生命に準えているのはふふふとなった。

  • 記録し忘れたので正確ではないけれど2022年の2月中には読んだはず。タロットカードに興味を持って読んだ。タロットの歴史について学べて面白かったし、鏡さんが正位置・逆位置の解釈をとらない理由もわかってよかった。タロットを始めてみようかなと思って読んだけれど、占い結果に一喜一憂してしまいそうで、手を出すのを控えている。

  • 現実と精神世界的なもののバランスの取り方がうまいと思う。タロットの歴史的な視点を織り込みながら、後半ではカードの意味にも触れるが、特に大アルカナについては断定的な意味を付与させすぎないようにしてあるのがおもしろい。思考の幅を広げてくれる。カードを凝り固まった視点で見そうになった時、頭を解してくれそう。手元に置いておきたい。

  • 読みやすい。初心者向け。

  • タロットの図像学が、他の本になくスッと入ってきて、時代の背景と共に解説されているからか、個人的にはタロットの図像が分かりやすかった。一枚一枚の性格が少し掴めた感じだ。途中で間違ってこの絵になったのかも?みたいなところもあって、それが広まってしまったの?というところも面白い。歴史は、ちんぷんかんぷんだったけど、何度も読み返して勉強したくなる。

  • タロット占い勉強中の私にとって歴史の教科書。
    流れが書いてあるのがとても助かる。
    タロットやってる人は一読して損はない感じ。
    けして面白い本ではないけれど、私にとっては教科書だからなぁ。

  •  鏡リュウジでタロットとくればタロット占いの本のように思えるが、本書ではタロットとは何かについて真正面から考察し、占い方はおまけ程度。貴族のカード遊びがなぜ占いの道具になったのか、日本にはどのっように持ち込まれ広がったのか。そして現在のタロットはどのような位置にあるのかについて考察している。また芸術作品としての側面、図像学から見たタロットの意味などにも触れている。
     タロットの起源がフランスのオカルトブームであるとあっさり明かしてしまっているが、それが却って氏の真摯さを現しているように思う。また、タロット占いの例でのタロットの意味にとらわれることなく、クライアントが感じたカードの印象からアドバイスする例からは、タロットを必要以上に神秘的なものとして扱わず、クライアントの深層心理を引き出すツールとして使っている様子が伺える。占い師というよりもカウンセラーのようであるが、もしかしたらそのあたりに氏の人気の秘密があるのかもしれない。

  • 「タロット占い」の入門書ではなく、タロットそのものの入門書という位置づけの本です。

    タロットの歴史とイコノロジー的な観点からの解釈、さらに心理占星術の紹介者として知られる著者らしく、ユング心理学の立場から「自己セラピー」として用いる方法まであつかっており、かなり欲張りな入門書だと思います。ただし、じっさいにタロット占いをおこなう方法にかんしては、それほどていねいに解説されているわけではないので、それこそ書店に数多くならんでいるタロット占いの入門書にあたる必要があります。

  • 鏡さんの本はどれも何だか「まあまあ」で終わる・・情報が浅いという印象

  • タロットカードの歴史とともにそれぞれの時代背景、宗教、文化などと関連させて解説。
    これが非常に興味深かった。はっきり言ってタロットカードを活用する気は全くなかったものの、手にとって眺めて、気が向けば使いたい。それくらい、面白く読まさせてもらった。
    未来を占うものなのか、ただのこじつけなのか。
    それを議論するのは本当に野暮。
    セラピーにもなり、アトラクションでもあり、そして真実を言い当てる。古代から語り継がれる叡智でもある。

  • 鏡リュウジって、もっとエキセントリックな人なのかと思っていた。インスピレーションを大切にしているようだが、タロットに対するスタンスが変にオカルトじみておらず、たいへん読みやすかったし、面白かった。

  • タロットが70年代から今から間で、どんなものとして扱われてきたか、オカルトブームの時代など

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著者プロフィール

占星術研究家、翻訳家。1968年京都府生まれ。国際基督教大学卒業、同大学院修士課程修了(比較文化)。英国占星術協会会員、日本トランスパーソナル学会理事。著書に『タロットの秘密』(講談社現代新書)など。

「2022年 『ディズニーヴィランズ タロット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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