「右翼」の戦後史 (講談社現代新書)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 135
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062884297

作品紹介・あらすじ

戦前右翼、反米から親米への転換、政治や暴力組織との融合、新右翼、宗教右派、そしてネット右翼・・・。戦後右翼の変遷をたどる。

感想・レビュー・書評

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  •  ジャーナリストが足で書いた歴史。取材して書かれた箇所は抜群に面白い。
     印象に残ったのは、時対協の定例会議(p85〜)と沖縄基地に反対する花瑛塾(p273〜)の場面。ネトウヨ・行動右翼とは異なる反骨精神のある右翼には、不思議な魅力がある。

     恥ずかしながら、安田氏の著書を読んだのは初めて。もっと読んでみたい。まずは『ネットと愛国』かな。

  • 十数年前に可愛らしい幼女が電話機に向かって「右翼さんは大嫌いです。でも、左翼さんはもーっと嫌いです」と嘯くCMがあり、私のメンタリティーも同一である。

    さて、本書はそんな戦後の「右翼さん」が生まれた歴史的経緯や様々なイデオローグたち、戦後自民党政権における右翼・暴力団との蜜月、60年代の新左翼のカウンターとして台頭した新右翼の登場、現在の日本会議に繋がる宗教右派、そしてネトウヨまで、戦後右翼の歴史が緻密な一次取材に基づいてまとめられている。

    本書を読むと、近年の民族差別的なヘイトスピーチに代表されるようなネトウヨと伝統的右翼の間には、「民族差別を許すか許さないか」という大きな分水嶺があることに気づかされる。その点では、民族差別を許さないという左翼の発奮だけではなく、伝統的右翼も声を上げるべきではないのか、とも思う。

  • <図書館の所在、貸出状況はこちらから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=333450

  • 18/08/15。

  • 本館開架(新書) [右翼 -- 歴史]
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB26483793

  • 東2法経図・6F開架 B1/2/2485/K

  • 361.65||Ya

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著者プロフィール

1964 年生まれ。静岡県出身。「週刊宝石」などを経てフリーライターに。事件・社会問題を主なテーマに執筆活動を続ける。ヘイトスピーチの問題について警鐘を鳴らした『ネットと愛国』(講談社)で2012 年の講談社ノンフィクション賞を受賞。2015 年、「ルポ 外国人『隷属』労働者」(「G2」vol.17)で第46 回大宅壮一ノンフィクション賞雑誌部門受賞。著書に『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』(光文社新書)、『ヘイトスピーチ』(文春新書)、『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)、『学校では教えてくれない差別と排除の歴史』(皓星社)など多数。

「2018年 『「右翼」の戦後史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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