未来の年表 人口減少日本でこれから起きること (講談社現代新書)
- 講談社 (2017年6月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062884310
感想・レビュー・書評
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産経新聞社論説委員、河合雅司さん累計75万部未来の年表シリーズを読了。人口減少をデーターを基に悲観的に予想。
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国連の定義では65歳以上人口21%超を高齢社会と言うらしいが、日本は2015年時点で27%で既に超高齢社会。そして16年後の2036年には33.3%で3人に1人が65歳以上と推計されているのだそう。今後益々増えそうな自然災害時やあってはならないが有事の際の自衛隊、それに消防士、等はどうしても若い力が必要だが若者の数がこのままどんどん減って行ったら?日本人が減って足りない労働力を外国人に頼らざるを得ないとしても場所によっては外国人の方が多いエリアも生まれかねない?等々多くの不都合な予測。少子化、高齢化問題はまさに世代を超えて大きな構想の元取組むべき大変な課題だ。
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これは2017年に書かれている本だが、現在この本に書かれている2020年に突入した。
そして山場とされている2042年がもう目の前。
考えれば考えるほどヤバイとは思うけれども
企業もこのスピードに追いつけているのだろうか。
最初の方は本当にこの年はこんなことになってヤバイとツラツラ数字を用いて解説されていて
不安を煽らせる(警鐘してくださってる)が
後半はこの困難をどのように立ち向かうか案が出されている。
中でも24時間365日営業というものを無くすというのが一番合理的なのではないかと思った。
働く人は大抵この少子高齢化問題をみんな抱えているはずなので、どのように様々な企業や政府が取り組むのか気になるところ。
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“少子化”“高齢化”に向かう日本の未来の姿と課題を「年表」形式で解説したパートがメインで、後半は、著者が考える「諸課題解決の対策」を列挙しています。
参考になるのは主として前半の「年表」部分ですね。
「事実」→「推論」→「評価」と考え方の構成としては分かりやすく工夫されていると思います。
「評価」のコメントのところで著者の基本思想(所属新聞社?)の色が出るのは、それはそれで「なるほどね」と面白いのですが、それゆえに、「推論」までと「評価」とをキチンと意識的に峻別して読む(情報処理する)必要がありますね。
後半の「対策」は、これは難しい。根っこにある課題は、放っておけば自分たちが享受できるメリットを後の世代のために献上する施策を、国民のコンセンサスにできるかということですから。 -
読了。未来の子供の将来が心配。
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中央公論新社 新書大賞2018 2位
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戦略的に縮もう
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少子高齢化の話を年ごとにまとめた本。数字が沢山出てくる。読んでいると不安になってくるけど、まぁその通りだなとも思う。
少子高齢化社会にどう...少子高齢化の話を年ごとにまとめた本。数字が沢山出てくる。読んでいると不安になってくるけど、まぁその通りだなとも思う。
少子高齢化社会にどう立ち向かっていこうか、具体的に考えるきっかけをくれる本。
2019/11/01
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平易にデータを活用してまとめてある本でした。