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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784062900294
作品紹介・あらすじ
言葉とは何か。吉田文学の成熟を示す名評論 言葉のはたらきは、精神を解放する。文学とは何かをめぐって、古今東西、はるかな時空を超えて自在に説く、吉田文学晩年の豊饒を告げる知られざる傑作評論集。
感想・レビュー・書評
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ものすごく視野の広い、それから、何と形容したらいいのか、すごく「活きのいい」(?)文学論。ぴちぴちしている。
文学というのはそもそも言葉を扱ったもので、言葉は人間そのものであるから、つまり文学は人間に関する全般を扱ったものだ。だから小説であれ、科学論文であれ、エッセイであれ、広告文であれ何であれ、そこで用いられている言葉に人間が感じられなければ文学ではない、という信念が軸としてあるらしい。とくに複雑なことは書かれていないけれどもかなり説得力がある。
そうすると小気味よいのは、アヴァンギャルドとか方法性を謳った文学でさえ、そこで用いられている言葉に人間が感じられなければ意味がない、ということ。
「散文」の章の最後だったか、孫悟空の喩えが挙げられていたが、孫悟空が越えられない如来の指って、吉田健一の指じゃないの?詳細をみるコメント0件をすべて表示
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