口福無限 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 26
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062900713

作品紹介・あらすじ

「人間共通の口福に対する貪欲がなくならない限り、食愛による発明は無限に続くだろう。そして大きく展けるだろう。」梔子や薔薇や牡丹の二杯酢"花肴"、胡麻油粥に金木犀の花びらをふりかけた"心平粥"、鶏卵の黄身の味噌漬け"満月"、海老のしっぽや魚の骨へのこだわり…。酒と美味を愛した昭和の大詩人・草野心平が、生活の折々に親しみ味わった珍味美肴の数々を詩情で掬って綴る、滋味溢れるエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 《教員オススメ本》
    通常の配架場所:教員おすすめ図書コーナー(1階)
    請求記号:914.6//Ku84
    【選書理由・おすすめコメント】
    城西大学で学んでいる学生の皆さん、草野心平を知っていますか。そう、「城西大学学歌」を作詞した、とても自然・生き物に造詣の深い詩人です。彼は、食への想いも超一流で、このエッセイを読んでいると、自分でも試してみたくなります。バラの花びらの酢の物、とても美味しかったです。(医療栄養・松本明世先生)

  • かえるの詩人と評され小料理屋も商った男の食にまつわるエッセイ集。

    トーストに花びらを散らしたりとなかなか情緒的だけど

    沢蟹を生きたまま食べたり、一番旨い部位は頭と書いたりといささか偏食気味。

  • なかなか美味しそうであった。花を食べるのが気になった。チョット食べてみたい。

  • 昔はニワトリの血のニコゴリ繊切りにして豆腐などと一緒にスープにしたそうだが、そのためには生きたニワトリを買ってくる必要があった。とても私には作れないし、食べられない。

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プロフィール

草野 心平(くさの しんぺい)
1903年5月12日 - 1988年11月12日
福島県石城郡上小川村(現・いわき市小川町)出身の詩人。 1921年、中国・広東省広州の嶺南大学(現・中山大学)に留学し、詩作を開始。1925年帰国後、宮沢賢治らと同人誌「銅鑼」を創刊。1935年には、中原中也らと現代詩の同人誌『歴程』を創刊。1948年『定本 蛙』を中心とする一連の「蛙の詩」で読売文学賞(詩歌部門)、1969年『わが光太郎』で読売文学賞(評論・伝記部門)を受賞。1987年、文化勲章受章。1988年、没。
蛙をテーマにした詩作が多く、「蛙の詩人」という呼び名がある。

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