深夜の人・結婚者の手記 (講談社文芸文庫)

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  • 講談社 (2012年2月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784062901505

作品紹介・あらすじ

結婚 芥川君 関東大震災――犀星の見つめる生と死。生涯で膨大な作品を残した室生犀星。大正から昭和初期にかけての著作の中から、結婚や家族を対象にしたもの、芥川龍之介を中心とした交遊関係に言及したもの、関東大震災を経験し生と死について触れたものを各章に分けて編纂。小説、詩歌のみならず、日記や書簡からも犀星の文学に対する姿勢や精神を読み解く作品集。


犀星の最愛なるもの
結婚 芥川君 関東大震災――犀星の見つめる生と死
没後五十年

生涯で膨大な作品を残した室生犀星。大正から昭和初期にかけての著作の中から、結婚や家族を対象にしたもの、芥川龍之介を中心とした交遊関係に言及したもの、関東大震災を経験し生と死について触れたものを各章に分けて編纂。小説、詩歌のみならず、日記や書簡からも犀星の文学に対する姿勢や精神を読み解く作品集。

高瀬真理子
犀星は芥川に学び、芥川は、犀星の言語感覚に羨望しながら、友人たちへの書簡や随筆、評論の話題にし続けていたのである。―(略)―犀星は芥川の死に対して「自分自身に役立たせるために此の友の死をも摂取せねばならぬ」と言う。文学の転換期に倒れた芥川の側から、堀辰雄や中野重治を後見しながら生き延びていく犀星の新しい文学は、転換期を迎えてここからのたうって行くのである。――<「解説」より>

※本書は、新潮社刊『室生犀星全集』(1964~1968年)を底本としました。

みんなの感想まとめ

結婚生活の中での葛藤や喜びを描いた作品で、室生犀星の新婚時代の手記が中心となっています。犀星は、愛する妻との日常における些細なトラブルや、妻の連れ犬に対する嫉妬を通じて、家庭内の人間関係の複雑さをユー...

感想・レビュー・書評

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  • 詩人、小説家の室生犀星の新婚時代の手記。

    犬の件で奥さんと口論、腹立ちまぎれに高価な花瓶を次々と庭に投げて破壊する犀星…

    よくできた控え目奥さんとちょっとケチでワガママ旦那ってとこかな。それなりに楽しく読めました。

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著者プロフィール

1889(明治22)年〜1962(昭和37)年、石川県金沢市生まれ。本名、照道。詩人、小説家。父は元加賀藩に仕えた武士だったが、生後数週間で住職・室生真乗の内妻赤井ハツに引き取られる。1904年『北国新聞』俳句欄に句作が掲載され、俳号として「犀星」を使う。1908年、尾山篤二郎らと北辰詩社を結成。1913年に北原白秋に認められ、白秋主宰の『朱欒』に詩が掲載されると、その詩に感動した萩原朔太郎より手紙を受け取り、終生の友となる。
1918年『愛の詩集』『抒情小曲集』刊行。1920年『性に眼覚める頃』刊行。
1934年「あにいもうと」発表。1957年『杏っ子』を刊行、翌年に読売文学賞受賞。
1959年『蜜のあはれ』刊行。1962年、肺癌のため死去。

「2026年 『幻影の都市 室生犀星 憂愁夢幻傑作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

室生犀星の作品

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