日日の麺麭/風貌 小山清作品集 (講談社文芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062902380

作品紹介・あらすじ

市井の人々の小さな人生に汚れなき魂を見いだし、
五〇篇に満たない美しい短篇を遺して
不遇の生涯を閉じた作家、小山清の希少な作品集。
馴染の妓との関わりと別れを哀切に綴る「朴歯の下駄」、
幼な子イエスを慈しむマリヤとヨセフのある一日「聖家族」ほか、
太宰治、井伏鱒二との交流を振り返る随筆を併録。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りたが、大切にしたいので読まずに返し、買う。

  • 文体に目立った特徴はないけれど、言葉遣いや表現の仕方があまりに素直で、こちらの心にも真っ直ぐ響いてくる、好感のもてる短編集だった。多作な方ではないので、いつか全集を読んでみたい。

  • なんとなく甘えん坊なのが、太宰治氏に似てる。
    やはり、落穂ひろいが秀逸。

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著者プロフィール

小山 清(こやま・きよし):1911-65年。作家。東京浅草の生まれ。新聞配達などの職についたのち、1940年に太宰治を訪ね、以後師事する。太宰の死後、作家に。著書に『落穂拾い』『小さな町』『犬の生活』『日日の?麭』など。

「2023年 『小さな町・日日の麺麭』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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