凡庸な芸術家の肖像 下 マクシム・デュ・カン論 (講談社文芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062902748

作品紹介・あらすじ

今なおラディカルで、創造的な批評の金字塔。下巻には『「ボヴァリー夫人」論』とを繋ぐ、工藤庸子氏による必読の長篇解説も収める。

感想・レビュー・書評

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  • 下巻。
    全編を通じてメタ小説的な手法で語られるマクシム・デュ・カンの姿には何処か親しみを覚える。それは彼が『普通の人』、タイトルにもあるように『凡庸』だったからなのかもしれない。

    随所に見られる映画を書き起こした文章が非常に文学的で、読んでいると評論なのか小説なのか、区別が曖昧になってくる。それもまた楽しい。

    ところで、彼が書いたパリについての論文、けっこう読んでみたいんだけどね。邦訳……ま、無理だろうなぁw

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著者プロフィール

フランス文学、文芸批評、映画批評。第26代東京大学総長、同大学名誉教授。1936年生まれ。著書に、『映画時評 2009-2011』『映画時評 2012-2014』(講談社)、『「ボヴァリー夫人」論』(筑摩書房)、『凡庸な芸術家の肖像──マクシム・デュ・カン論』(上下、講談社文芸文庫)、『「ボヴァリー夫人」拾遺』(羽鳥書店)、『伯爵夫人』(新潮社)など。

「2017年 『〈淫靡さ〉について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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