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- Amazon.co.jp ・本 (648ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062902892
作品紹介・あらすじ
ハンセン病療養所での隔離生活という極限状況で創作されたすべての小説(完成作品)を中心に、川端康成や中村光夫と交わした数多くの書簡、一部の未完小説と随筆も収録。創作期間わずか数年で夭逝した天才作家の、魂の軌跡を辿る。
感想・レビュー・書評
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生きることの意味、人生とな何かを考えさせられる。
重い病気を患い、ただただ何もせず、何も生まず、誰かに得するわけでもなく、その日その日をただ生きる。
そこに意味はあるのか?生はあるのか?それは最早人と呼べるシロモノなのか…
それでも自死を選ばず、ただハンセン病患者として、新しい生き方を見つけること、その困難さと美しさに目を奪われる。 -
2016.05.18
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重かった。細かい描写がこれでもか、これでもかという勢いで迫ってくる。見たことはないが、どんな様子だったかリアルな映像が浮かぶ。
それだけ素晴らしい文章力だということだ。
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