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- 本 ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062902908
作品紹介・あらすじ
『桜島』『日の果て』『幻化』など、戦後派を代表し
生と死を見つめ続けた梅崎春生。
多くの作家や読者を惹きつけやまない、その自由な精神、
人生や社会への深い洞察とユーモアとアイロニー。
鬱々とした戦時の記憶を奥に潜ませながら、
内なる孤独と向き合った作家の日常への思い。
人に優しく、酒におぼれた梅崎春生の名随筆集。
感想・レビュー・書評
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書いた年代も幅広く、随筆ばかりでなく創作も収められており、また年譜が載っているのも嬉しい。1日の空き時間に少しずつ読み進めたが、そういう風に読むのに適しているし、かつ一篇一篇にハッとさせられるものも多く、日々に良いスパイスを貰った。
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お昼寝が好きで医者から先天的無力体質と診断されたり、植物に生まれ変わるなら苔がいいと言ったり。親しみがわくエピソードがたくさんあり、それと同時に戦争のこと、天皇制のこと、人間のことを深い洞察力と表現力で論じる。梅崎春生という作家に出会えてよかった。
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著者プロフィール
梅崎春生の作品





