30代作家が選ぶ太宰治 (講談社文芸文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 49
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062903066

作品紹介・あらすじ

「ときどき何だか恋しくなって、うっかりページをひらいてしまう」(朝吹真理子選「親友交歓」)、
「悲嘆にくれながら笑い、怒りながらおどける。背反を抱え、そのまま抱きしめ続ける人」(滝口悠生選「葉」)、
「儚くて、かわいくて、切実で」(西加奈子選「皮膚と心」)――
三十八歳で歿した太宰の短篇を、七人の現代作家が同世代の眼で選んだ作品選。

感想・レビュー・書評

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  • この中で一番好きなのは、青木淳悟さん・選『新樹の言葉』かな。ラストあたりが凄く好き。

    あと、青木さんがこの本の中で仰ってる「あまり女っ気のないほうの、どぎつい芝居のないほうの…」太宰に心打たれるってのが、私もそうだし、青木さんの『四十日と四十夜のメルヘン』本当に好きな作品だし、青木さんが庄野潤三さんとか好きなの意外だけど、それを知った時、私も庄野さんの本が大好きだから、嬉しかったし、だから、青木さんが、“太宰なら『新樹の言葉』”ってわかって、妙にしっくりきた感じがありました。

    なんや、この文章。
    私も一応、30代なのに。

    • やまさん
      きりこさん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      やま

      【レビュー番外】
      「なんとなく・青空」は、何十年ぶりで読む詩集です...
      きりこさん
      こんばんは。
      いいね!有難う御座います。
      やま

      【レビュー番外】
      「なんとなく・青空」は、何十年ぶりで読む詩集です。
      ブクロクの方のレビューに、いいね!のお礼のコメントを書いていて、それが、たまたま「なんとなく・青空」の本でした。
      そのレビューの先頭に「工藤直子さんが身のまわりのモノや風景相手に、にこにこ微笑みながらおしゃべりしているような詩集。」と書いて有るのを見て。
      え—、゛にこにこ微笑みながら゛にすごく反応してしまいました。
      そして、すぐ読みたくなり図書館に予約を入れました。
      その時の気持は、相当疲れていたのかもしれません?
      この詩集は、短いものです、詩が25話 載っています。
      もう何度か読み返しました。
      読んでいると、心がニコニコしてきます。
      是非読んでみてください。
      2019/12/11
    • キリコさん
      やまさん、こんばんは☆
      お返事遅れてごめんなさい。

      私もやまさんのレビューを読んですぐに、読んでみたくなりました。

      私も心をニコニコさせ...
      やまさん、こんばんは☆
      お返事遅れてごめんなさい。

      私もやまさんのレビューを読んですぐに、読んでみたくなりました。

      私も心をニコニコさせたいので、図書館でまた借りてみます。

      「なんとなく・青空」ってタイトルもなんだか私は惹かれるものがあります。
      2019/12/13
  • 実は、かの転生してすいませんの影響で手に取ってみた。

    つくづく、私は太宰治と不幸な出会いをしたのだと思う。
    夏休みの宿題で、強制的に人間失格など読ませてはいけない。

    悲しみのどん底にあっても、ふと、昨日食べたおかずのことが心に浮かんだりする人の心の不思議。絶対に一つの色に染まらない心をそのままに描き出す。太宰の描く、心の動きは、とてつもなく立体的で、魅入られる。

  • 今まで積極的に太宰治を読んでこなかったことを後悔。
    相反する思いが常に共存する小説たち。
    私の中にある今まで言葉にできなかった自意識が表現されている感覚。
    燃え上がる気持ちが一瞬で冷めて客観的になるあの瞬間は「トカトントン」という音を思い出さざるを得ない。
    佐藤友哉の文章のリズムも相変わらず心地よい。
    悲しい時に笑って、怒りながらおどけて、安楽なくらしでは絶望の詩、ひしぐれたくらしでは生の喜び、気持ち悪い気持ちよさ。
    村田沙耶香、滝口悠生がいう相反する言葉たちこそが太宰治の魅力なのかもしれない。
    自意識に溺れている太宰治も妻目線である意味客観的に白けた目線で心中した夫と愛人を呆れてはためいわくだと言っている。
    自意識だからこそ客観的で、客観的だからこそ自意識が爆発しているのかもしれない。
    西加奈子が撰んでいた『皮膚と心』が意外なほど可愛い話だった。
    ほかの小説も読んでみたいと思った。

  • 短編集は、好きな作品を何度も読みなおせてすき。太宰のユーモアとかわいらしさに溢れる作品が多かったかな。トカトントン。皮膚と心。

  • 16/06

  • 7人の30代の作家が選んだ太宰治の短編集。
    30代がどうなのかはよくわからないけれど、
    かなり良いチョイスで良かったです。

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著者プロフィール

小説家。 本名は津島 修治。昭和前期に活躍し、現在も絶大な人気を誇る作家。代表作は『津軽』『お伽草紙』『斜陽』『人間失格』など。表題作の『走れメロス』は、中学校の教科書で今も親しまれている。本書に同時収録の『駈込み訴え』『富嶽百景』『親友交歓』もいずれ劣らぬ名短編である。

「2020年 『大活字本 走れメロス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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