我が愛する詩人の伝記 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 61
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062903189

作品紹介・あらすじ

「各詩人の人がらから潜って往って、詩を解くより外に私に方針はなかった。私はそのようにして書き、これに間違いないことを知った」。藤村、光太郎、暮鳥、白秋、朔太郎から釈迢空、千家元麿、百田宗治、堀辰雄、津村信夫、立原道造まで。親交のあった十一名の詩人の生身の姿と、その言葉に託した詩魂を優しく照射し、いまなお深く胸を打つ、毎日出版文化賞受賞の名作。

感想・レビュー・書評

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  • 詩人でもあり随筆家でもあった室生犀星による、北原白秋や萩原朔太郎、立原道造などの著名な詩人との交流を描いた随筆。詩集ではうかがい知れない詩人の素顔や、それをユーモアにつつみながら表現する室生犀星の観察眼に感服する本。

  • とりあえず藤村編だけ読んだ。
    藤村が、余りにも大家過ぎて近寄れない室生犀星がなかなか微笑ましい。静子さんを見て美しい婦人だ、あのような人を老年になって傍に置いて置ける藤村を羨んでいる様子も書かれていたりと、犀星の想像力の面白さが垣間見える。
    他の詩人・作家も広く取り上げられているので、あとでまた読んでみたいところ。

  • 伝記なのか創作なのか、曖昧なまま読む方が楽しい。折口信夫と言えば大塚英士の木島日記、もう一度読みたくなりました。

  • 2018/03/29-04/06

  • 文庫本にしてはちょっと値段高くないか。

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著者プロフィール

1889年(明治22)生まれ。本名照道。俳号は魚眠洞。1902年、金沢市立長町高等小学校中退。裁判所に給仕として勤めながら俳句、詩作を始める。抒情詩人として名をあげ、戦後は小説家として活躍した。1962年(昭和37)死去。代表作に詩集『愛の詩集』『抒情小曲集』、小説『幼年時代』『性に目覚める頃』『あにいもうと』『杏っ子』、評論『わが愛する詩人の伝記』など。

「2018年 『新しい詩とその作り方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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