建築文学傑作選 (講談社文芸文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 106
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062903400

作品紹介・あらすじ

建築学科の必読書は谷崎「陰翳礼讃」であるという。
文学と建築。まったく異なるジャンルでありながら、
そのたたずまいやなりたちに文学を思わせる建築、
そして構造、手法に建築を思わせる文学がある。
構成、位相、運動、幾何学、連続/不連続――
日本を代表する建築家が選び抜いた、
既存の読みを覆す傑作“建築文学”十篇。

収録作品
須賀敦子「ヴェネチアの悲しみ」
開高健「流亡記」
筒井康隆「中隊長」
川崎長太郎「蝋燭」
青木淳悟「ふるさと以外のことは知らない」
澁澤龍彦「鳥と少女」
芥川龍之介「蜃気楼」
幸田文「台所のおと」
平出隆「日は階段なり」
立原道造「長崎紀行」

感想・レビュー・書評

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  • P.2020/3/16

  • 2019.03.19 図書館

  • 選者の解説が面白かったです。建築を生業とする人はこういうふうに読むのか~と思いました。収録作ではふるさと~と台所~が気に入りましたがほかの作品も面白かったです。長崎~はダラダラと長くて、そういう作品と分かってはいますが退屈でした。価格がもう少し安いといいなあと思います。

  • 建築、それは構造である。

  • 建築家の青木淳さんによる「建築文学」アンソロジー。
    「建築文学」とはなにか。
    建築が出てくるから「建築文学」ではなく、
    その文学のつくりそのもので、
    建築的な問題をはらんでいるように思えるものをそう呼ぶと青木さんは定義している。
    開高健さんの「流亡記」、筒井康隆さんの「中隊長」など十の作品が収められている。
    しかし真に読むべきは巻末の青木さんによる 54 ページにもおよぶ解説かもしれない。
    青木さん自身がもともとそうなのか、あるいは建築家であるがゆえになのか、
    なかなか鋭い読み口に瞠目する。
    収録作家の一人である平出隆さんとの刊行記念特別対談(http://bit.ly/2h1lhLH)。

  • あとがきが一番面白かったかも

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著者プロフィール

1956年生まれ。建築家。82年、東京大学工学部建築学科修士課程修了。磯崎新アトリエに勤務後、91年に青木淳建築計画事務所設立。個人住宅を始め、青森県立美術館に代表される公共建築、いくつものルイ・ヴィトンの商業施設など作品は多岐に渡り、世界的な評価を得ている。99年に日本建築学会作品賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2015年には読売新聞書評委員を務めた。主な著書に『原っぱと遊園地』、『原っぱと遊園地 2』、『JUN AOKI COMPLETE WORKS 1 :1991 - 2004』、『同第2巻 :青森県立美術館』、『同第3巻 :2005 - 2014』、『青木淳 ノートブック』などがある。

「2018年 『フラジャイル・コンセプト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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