親鸞 激動篇 下

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 342
レビュー : 48
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062910071

作品紹介・あらすじ

陰謀、因習、騒乱。しがらみの中で生き抜く、関東の人々の姿。かつて描かれたことのない中世の真実が、いま明かされる!全国44紙・世界最大規模の新聞連載、ついに単行本化。

感想・レビュー・書評

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  • 親鸞聖人はごく普通の人だったようである。 ただ、ある一時に人並みでは出来ぬ力を発揮する。 それに普段から変わらぬ意志が存在している。

  • 歳を取るとともに動から静へと変わっていく親鸞。
    だが、心の奥底にある熱いものは変わらない。
    仲間に対する熱い思いなどは、自分の中の親鸞のイメージには無かった。
    だが、この巻では、念仏を広めようとどこでも法話をし、誰とでも気安く対話する自分の中でのイメージに合った親鸞が頻繁に出てきた。

  • 親鸞がなかなか定まらない感じ。恵信の方が座ってる感じ。

  • 親鸞ほどの名を残した人でも、悩んだのね。
    それだけでも励みになる。

    さ、完結編へ

  • ★2016年11月24日読了『親鸞 激動篇(下)』五木寛之著 評価B
    雨乞いの法会での願いは届き、雨は豪雨となって降り注ぐ。親鸞は命を奪われる危機を脱したものの、強欲な守護代戸倉兵衛は、豪雨で溜まった堰き止めた水を一気に決壊させて、河原に住む外道院を追い払う策に出る。間一髪、危地を脱した外道院たちは、廃船を使い洪水の流れに乗って越後を去る。

    その後、親鸞たちは外道院たちが去って面倒を見るものがいなくなった病人などを診療する施術所を開設する。しばらくは幸せな日々を送っていたが、京の法然上人死去の知らせが入り、親鸞は衝撃を受ける。そして、これからは自らが念仏の道を指し示す先達とならねばならないことを自覚する。関東宇都宮氏の招きもあり、親鸞一家は関東常陸の国へ移住する。念仏信仰を親鸞の考えるやり方で焦らず徐々に広げていく。とうとう親鸞も60歳を過ぎ、関東をでて、京都に戻る気持ちが芽生えてくる。いよいよ自らの念仏信仰をまとめる時期となる。

    小説としては、五木氏らしくエンターテイメント性もしっかり網羅して、面白く読ませてくれる。
    それを、宗教家の親鸞の物語として相応しいかという議論はあるにしても、それでも多くの読者に親鸞を知らしめて読ませてしまう五木氏の巧みさには舌を巻く。さすが希代のベストセラー作家ではある。

  • あれ?積読?生々しい親鸞が伝わってきて、親近感かな?

  • 2015/06/17完讀
    ★★★★
    法然過世後,未得見師父一面的親鸞,受宇都宮頼綱聘請,從越後來到常陸傳教。鎌倉幕府的北條政子皈依法然上人,因此念佛思想也漸漸在關東茁壯。這段時間思考的問題是,一般人多半是需要現世利益,也未必人人都想到達淨土,有些人根本沒有罪惡意識也不在乎?親鸞提倡任何人念佛都可以得救,於是世間出現走極端的白念佛(無比從順不反抗官府,乖乖繳稅等等)與黑念佛(徹底作惡,反正都會得救),而親鸞得出一個想法,念佛者馬上受到阿彌陀如來的擁抱(沒有念佛者在死後才會得救),念佛是歡喜發自內心的嘆息,也是鞏固自己脫離迷惘動搖的他力之聲。人就算認識了會拯救所有人的阿彌陀如來,還是會猶疑、脆弱、失去信仰心,所以念佛就像是來自阿彌陀如來的呼喚,在船難的海上阿彌陀如來會鼓勵著說馬上來救你!現在在哪裡!而我們充滿喜悅地回應的聲音,就是他力念佛。「信が念仏を生み、念仏が信を支えるのだ。」「いまのわたしに、わずかにわかってることは、まことの信を得るために自分自身を見つめることの大事さだ。このわが身の愚かさ、弱さ、頼りなさ、それをとことんみつめて納得すると。それができれば、おのずと目に見えない大きな力をゆだねる気持ちもおきてくるのではあるまいか。」妻子惠信再回到越後,親鸞撰寫著教行信証。卷末親鸞決意離開待將近二十年的關東。

  • Wikipediaでみると、親鸞聖人についてはあまり文献が残っていないのですね。

    前半には、どういう時代に生まれ、どういう背景で悟りを開いていくのかという人生を楽しく読みました。そして、激動編では、彼が法然と別れたのちの新たな模索、その教えに魅せられているたくさんの地域とその人々の人生が描かれているのも面白いです。

  • この巻は流石に派手過ぎ。次の巻に繋げたい感出過ぎ。仮にも下巻、新たな登場人物簡単に出過ぎ。と、言いながら続編楽しみ。

  • アクションが安っぽいので入れない方がいいんじゃないだろうか。親鸞が戦うわけがないから、ピンチで助っ人登場のご都合主義になるわけで。水戸黄門か。
    この要素が要所要所に、特に前後編のクライマックスで入ってくるせいで、物語全体が大味なファンタジーになってくる。せっかく真面目な仏教の会話が面白いのだから。すごくわかりやすく語ってくれるのだから、そこに力を入れて欲しい。
    五逆十悪の人間も救われる。阿弥陀如来を信じれない人も救われるが、それは死後においてである。信じる者はその時点で心が救われるー
    とか、依頼と、感謝の違いとか。
    こういう話とか凄くわかりやすい。本当にバカでもわかる。こんなにわかりやすくて面白いのに、大味なアクション入れないと読者がついてこないのか。なら仕方ない。

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著者プロフィール

作家

「2018年 『人生百年時代の「こころ」と「体」の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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