頼朝の天下草創 日本の歴史09 (講談社学術文庫 1909 日本の歴史 9)
- 講談社 (2009年4月13日発売)
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感想 : 8件
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784062919098
作品紹介・あらすじ
貴族政治から武士政治への大転換点の時代像 鎌倉幕府を成立させた源頼朝、彼はなぜ政権を掌握できたのか。古代から中世へ、京都から東国へ、天皇・公家から武士へ、日本歴史上の転換点を描き出す。
みんなの感想まとめ
鎌倉幕府の成立を描いた本書は、源頼朝という歴史的な人物の有能さとその背後にある東国豪族の支持の重要性を浮き彫りにしています。古代から中世への移行を背景に、貴族政治から武士政治へと変化する日本の歴史を探...
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
本書を読むと頼朝というのは有能で偉大な人物だったのだと改めて感じるとともに、頼朝が全知全能だったわけではなく、東国の豪族からの支持が欠かせなかったのだということがよくわかった。
鎌倉幕府、足利幕府、徳川幕府と比較すると徐々に個人の力に頼らずに統治するシステムが構築されているんだなと改めて感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
他刊より比較的読みやすい。年号も西暦で書かれている。
東国の人を吾妻・あづまと言うが、和歌ではこれを枕詞として「鳥が鳴く」と続く。これは東国が西国よりも早く朝が来るので鶏が鳴くからという説と、東国人の発音が意味不明で鳥が鳴くようだから、ということから262 -
実朝に興味湧いた。
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/740624 -
古代から中世へ、京都から東国へ、貴族政治から武士政治へ。古代国家が解体し、群雄割拠の中から、武士の棟梁、清和源氏の嫡流頼朝は鎌倉に幕府を開いた。彼は何ゆえ天下を掌握し得たのか。妻政子はどんな役割を果たしたのか。幕府の職制、東国武士の特性、全国支配の地歩を固めた北条氏の功績など日本歴史の転換点、鎌倉前期の時代像を描き出す。
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著者は吾妻鏡を中心にかなりの資料を読み込んでいるようなのだが、多少叙情的な視点に流れたり、人物像の取り上げ方が必要以上に恣意的な面も感じられる
それでもこの本が面白くてたまらないのはこの時代の史実それ自体の魅力 -
この巻は鎌倉時代前期を扱う。
いきなり源頼朝の人物像の描写からはじまり、なんだか歴史叙述としては手順がおかしく、「幕府」と京都の「朝廷」との関係がよくわからないなあ、と思っていたら、途中からやっとそれに関する説明に移った。
武士=軍人の長としてとりわけ東国の権力を手中にした鎌倉幕府に対し、承久の乱に破れた後の貴族らの様子はかなり無残である。
古代では確かに天皇=王権であったのが、この辺りから急に像が歪んでくる。現在の「まったく権力を持たない”象徴”」としての天皇制に、少しずつ近づいて行くようにさえ見える。
この巻に、いわゆる鎌倉新仏教についてさらっと説明されているが、かなり簡単なものだった。
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