蒙古襲来と徳政令 日本の歴史10 (講談社学術文庫 1910 日本の歴史 10)
- 講談社 (2009年5月11日発売)
本棚登録 : 101人
感想 : 9件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784062919104
作品紹介・あらすじ
鎌倉幕府はなぜ「最盛期」に崩壊したのか? 衰退期をもたなかった鎌倉幕府。二度のモンゴル来襲と、朝廷との権力闘争をいかに乗り越えたか。後醍醐帝の倒幕の確信とは? 鎌倉時代史を一新する画期的論考。
みんなの感想まとめ
鎌倉時代の日本史を深く掘り下げた本書では、蒙古襲来を中心に、鎌倉幕府の崩壊に至る多様な要因が明らかにされています。特に、モンゴルの襲来が幕府の支配を西国まで拡大させた一方で、最終的にはその崩壊を招く要...
感想・レビュー・書評
-
渋谷氏は宝治合戦の恩賞で「上野大類」を賜る22
9世紀から「天皇は外国人を引見してはいけない」という伝統の戒めがあった。これを後醍醐が破った364詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[評価]
★★★★☆ 星4つ
[感想]
鎌倉時代の日本の歴史を扱っている。
この時代といえば、蒙古襲来が最も大きな出来事で鎌倉幕府が倒れる要因とも言われている。
ただ、本書ではそのような一つの要因ではなく、多数の要因が存在していることが示唆されている。自分が読んだ感想としては蒙古襲来を契機に鎌倉幕府の支配が西国まで拡大したことが結果的に鎌倉幕府が倒れることに繋がったといったと感じた。 -
鎌倉幕府はなぜ「最盛期」に崩壊したのか?衰退期をもたなかった鎌倉幕府。二度のモンゴル来襲と、朝廷との権力闘争をいかに乗り越えたか。後醍醐帝の倒幕の確信とは?
-
蒙古襲来を主軸に、鎌倉幕府崩壊までを駆け足で語る
元寇は特に丁寧に、半島での情勢も含め詳しく語ってくれているが、後半はやや物足りない印象 -
日本の歴史学者による歴史記述で、読んで面白いものはほとんどない。正確さを期し、生真面目に書くから事実の列挙になり、教科書のようなつまらないものになってしまうのだろう。
歴史学者は変に想像力や文学的才能があっては困るのかもしれない。少なくとも、日本の歴史学会ではそう考えられているに違いない。退屈でない歴史書を書いたら破門でもされるのだろう。
この本の著者もまた、退屈をもってよしとしている人のようだ。文章がぜんぜんつまらない。文学的素養もないのだろうが、あんまりニュアンスに富んだ書き方をすると読者に下手な誤解を与える可能性もあるのだろう。
日本史は難読の漢字がたくさん出てくるから、ただでさえ辛いのだ。
鎌倉時代後半をえがくこの本は、このシリーズのなかでも特に読みにくかった。最後にいよいよ登場する後醍醐天皇もなんだか迫力がないし、衰えていたわけでもない鎌倉幕府が滅びた原因も、はっきり伝わってこない。
たぶん著者の文体のせいだと思うのだが。
まあ、文学的におもしろすぎて嘘を書かれても困る。
