シチリア・マフィアの世界 (講談社学術文庫)

著者 : 藤澤房俊

• 講談社 (2009年10月13日発売)

作品紹介・あらすじ

「シチリア。道化芝居と悲劇が絶え間なく繰り返されるその人間の大スペクタクルをよりよく理解するには、マフィアをわかる必要がある」シチリアの過酷な風土と圧政とが育んだマフィア。大土地所有制の下で、一八世紀に台頭した農村ブルジョワ層は、暴力と脅迫でイタリア近・現代政治をも支配した。謎の組織の誕生と発展の歴史を辿る。

感想・レビュー・書評

[徳島文理大学 徳島キャンパス附属図書館さんの感想 · 2021年8月2日]

【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/740699

[yy10さんの感想 · 2019年10月15日]

2019年10月15日読了。

ファシズム

共和制

[trinacriaさんの感想 · 2012年1月5日]

ファルコーネ爆死以前のシチリアが読める。が、ちょっと眠い。

著者プロフィール

1943年、東京生まれ。早稲田大学大学院博士課程修了。文学博士。東京経済大学教授を経て、現在、東京経済大学名誉教授。著書に、『赤シャツの英雄ガリバルディ――伝説から神話への変容』（洋泉社、マルコ・ポーロ賞受賞）、『シチリア・マフィアの世界』（中公新書、講談社学術文庫）、『「クオーレ」の時代――近代イタリアの子供と国家』（筑摩書房、ちくま学芸文庫）、『大理石の祖国――近代イタリアの国民形成』（筑摩書房）、『第三のローマ――イタリア統一からファシズムまで』（新書館）、『匪賊の反乱』『ピノッキオとは誰でしょうか』『マッツィーニの思想と行動』（太陽出版）、『「イタリア」誕生の物語』（講談社選書メチエ）、『ムッソリーニの子どもたち――近現代イタリアの少国民形成』（ミネルヴァ書房）、『ガリバルディ――イタリア建国の英雄』（中公新書）、訳書に、スティーブン・ランシマン『シチリアの晩祷――十三世紀後半の地中海世界の歴史』（榊原勝共訳、太陽出版）など。



「2019年 『地中海の十字路＝シチリアの歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」