バウッダ[佛教] (講談社学術文庫)

  • 講談社
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本棚登録 : 106
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062919739

作品紹介・あらすじ

原始仏教の発生から大乗仏教へ
釈尊の教えの真実とは何か--真の仏教学が解明する。壮大な仏教思想の全貌バウッダ--サンスクリット語で「仏の教えを信奉する人」の意である。二千五百年におよぶ歴史の中で、誤解と偏見に満ちた教学により誤伝されてきた釈尊の思想の壮大な全貌と、初期仏教の発生から大乗仏教、密教へと展開する過程を、膨大な経典群から探究。単なる宗教の枠を超え、思想としての仏教の実像を鮮やかに描き出した、日本仏教学の達成。
原始経典アーガマ(阿含経典)に釈尊の真の教えをさぐり、その根底をなす苦、無常、無我、法、涅槃を考察、さらに釈迦入滅数百年後に登場する部派仏教や大乗仏教、そこに現れる仏・菩薩に、日本仏教の源流を見る。膨大な経典群に探究する釈迦の教え、仏教の歴史と哲学。思想としての仏教と、日本仏教の独自性を解明した真の意味の仏教入門書。

感想・レビュー・書評

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  • こういうことが知りたかった

  • 阿含経の成立から大乗仏教の成立までを明快に述べたもの。釈迦の教えに一番近いものは阿含経であり、大乗経典は釈迦の入寂後数百年を経た紀元百年辺りにその初期経典が成立していることを明快に述べる。そして阿含経の思想と大乗仏教活動の興隆とその大乗経典の思想を解説する。明快にとは言っても膨大な経典のなかから重要なものを選び出してその思想を解説するのであるから、なかなかついていくのは骨であるが、本当の仏教の考え方とは何かを知るには重要な本である。

  • (後で書きます。仏教を概観するに重宝)

  • 仏教理解のための有名な本。
    仏教のなんたるかから発展(大乗)まで俯瞰的に理解できます。
    方便だらけの日本仏教に触れて方向性を見失うときに戻ってくるコンパス的存在にもなります。

    一家に一冊かと。

    内容(「BOOK」データベースより)
    バウッダ―はサンスクリット語で「仏の教えを信奉する人」の意である。二千五百年におよぶ歴史の中で、誤解と偏見に満ちた教学により誤伝されてきた釈尊の思想の壮大な全貌と、初期仏教の発生から大乗仏教、密教へと展開する過程を、膨大な経典群から探究。単なる宗教の枠を超え、思想としての仏教の実像を鮮やかに描き出した、日本仏教学の達成。

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著者プロフィール

1912年、島根県生まれ。東京帝国大学文学部印度哲学梵文学科卒業。東京大学名誉教授、東方学院学院長、比較思想学会名誉会長、学士院会員などを歴任。仏教思想・インド哲学の第一人者。紫綬褒章、文化勲章、勲一等瑞宝章受章。人間ブッダの姿を明らかにするとともに、人類共通の普遍思想を求めて、仏教と西洋思想の比較思想研究を推進。著書に『〔決定版〕中村元選集』全40巻(春秋社)、『広説佛教語大辞典』全4巻(東京書籍)、訳書に『ブッダのことば』『ブッダ 神々との対話』(ともに岩波文庫)などがある。99年逝去。

「2018年 『続 仏教語源散策』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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