- 講談社 (2011年11月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784062920810
作品紹介・あらすじ
明治日本の現実の歴史過程に対して、生身の人間の個人的意思や言動、個性などは、いかなるかかわり合いを持っていたのか。西郷隆盛の「銅像建設問題」、危機の時代における「長老」の役割、政治家・明治天皇の伊藤博文への信頼と不満、軍人・山県有朋の日露開戦反対論など、先入観とフィクションを排した透徹した視線で「歴史」と「人間」を論じる。(講談社学術文庫)
裏切りと連帯。信頼と衝突。「生身の人間」が歴史を動かした。
歴史家の透徹した眼で分析する「明治」をつくった男たちの群像と、危機の時代の指導者の条件。
明治日本の現実の歴史過程に対して、生身の人間の個人的意思や言動、個性などは、いかなるかかわり合いを持っていたのか。西郷隆盛の「銅像建設問題」、危機の時代における「長老」の役割、政治家・明治天皇の伊藤博文への信頼と不満、軍人・山県有朋の日露開戦反対論など、先入観とフィクションを排した透徹した視線で「歴史」と「人間」を論じる。
※本書は、1982年にPHP研究所より刊行された『「明治」をつくった男たち――歴史が明かした指導者の条件』を文庫化にあたり改題したものです。
感想・レビュー・書評
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明治維新前後から、日清・日露戦争までの政治に関わる本。
1982年刊行の本の再刊ということで、内容に古い点はあるものの、
個人の主観が最小限に抑えられ、非常に読みやすかった。
読み進めると、現代の政治にも通じるところがあり、
そこを照らし合わせてみても、なかなか面白いのではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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