知の百家言 (講談社学術文庫)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062921244

作品紹介・あらすじ

有史以来、フィロソフィー(知を愛すること)は人類とともにあった。先人たちの「知を愛する」営為の結晶である言葉を選び出し、その含蓄を引き出して、紹介する。"教養"としての哲学ではなく、激動の時代を生き抜くために、生きることに渇きを感じる強烈な好奇心に、思い考えること=生きることと直結するような「哲学」を提示する珠玉のエッセー集。

感想・レビュー・書評

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  • 配置場所:2F文庫書架
    資料ID:C0033853

  • 古今東西100人の選択は奇をてらったものではないけれど、その配列と引用される文言が凡百のアンソロジーとは千歩は違うし、そこに付された極短エッセイに教授の珠玉の閃光あって万歩差の一冊となる。
    ブックガイドとしても最上級。

  •  哲学者の中村雄二郎氏が百人の思想家からの言葉を引用して解説。中村氏のかんがえの根本にあるリズム論とも絡み合い、アクティブな哲学を見せてくれる。

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著者プロフィール

1925年、東京都出身。哲学者。明治大学名誉教授。東京大学文学部卒業後、文化放送に入社。その後、明治大学法学部教授を長く務めた。西洋哲学をはじめ日本文化・言語・科学・芸術などに目を向けた現代思想に関する著書が多数あり、主要著作は『中村雄二郎著作集』(岩波書店、第1期全10巻・第2期全10巻)に収められている。山口昌男と共に1970年代初めから雑誌『現代思想』などで活躍、1984年から1994年まで「へるめす」で磯崎新、大江健三郎、大岡信、武満徹、山口昌男とともに編集同人として活躍した。

「2017年 『新 新装版 トポスの知 箱庭療法の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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