川の文化 (講談社学術文庫)

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  • 講談社 (2013年8月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784062921848

作品紹介・あらすじ

日本中の子供たちが親から聞かされる叱責の言葉――お前は川の橋の下から拾われてきた――が、意味するところは何か? 民俗学者による「川と日本人」をめぐる調査と考察。島国日本は、「海の国」であると同時に、豊かな「川の国」でもある。大小の河川は、上流から河口まで、多彩な風景と、文化・風土をかたちづくってきた。舟運と川船、川の狩猟、渡しと橋、年中行事、信仰と伝承など、豊富な事例で語りつくす。


島国日本は豊かな「川の国」でもある。かつて柳田國男は、「川は、日本の天然のもっとも日本的なるものであった。」と述べている。
大小の河川は上流から河口まで、大地を刻んで多彩な風景と文化を育んできた。舟運の歴史と川船の種類、川での狩猟、渡しと橋、年中行事と信仰など、民俗学者が豊富な事例で語りつくす。日本中の子どもたちが親から聞かされてきた「お前は川から拾われてきたんだぞ」という言葉が意味するところとは?

1981年、日本書籍より刊行された同名書籍の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の民俗がどれほど河川と密接に関わってきたかということを書いた本。
    国土を縦横無尽に走る河川が日本人の生活に影響を与えないはずはないが、流通、交通、採集、狩猟、農耕、文化、信仰、伝播、遮断と川が担う多くの効果に驚かされる。
    自分の中の川である、田んぼの取水用の用水路を兼ねたあれという地元イメージが塗り替えられる大いに興味が膨らむ内容だった。

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著者プロフィール

1924年新潟県佐渡に生まれる。東京文理科大学史学科卒業。民俗学研究所員、鹿児島市玉龍高等学校・東京都立白鷗高等学校教諭、筑波大学教授(歴史・人類学系)を経て、東大文化大学教授(国際関係学部)。文学博士。著書:『日本海上交通史の研究』『旅と交通の民俗』『市と行商の民俗』『ことばの風土』『川の文化』『人間の交流』(共著)ほか。

「2011年 『日本海島文化の研究 〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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