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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062922098
作品紹介・あらすじ
本書は、サブタイトルにある「対角線の科学」について、フランスの碩学カイヨワが論じたものです。対角線の科学とは、「既得の知識をいろいろな形で横方向に切断することによって、時として危険なまでに細分化してしまっている様々な探究分野の区分を補修する」という目的をもっています。
たとえば、蝶の翅、岩石の文様、絵画、神話になんらかの共通する構造を探り出そうとします。人間界と自然界の両方の現象の背後に潜む法則・原理を取り出しうるという方にカイヨワは賭けるのです。神話学、宗教学、社会学、人類学、動物学、鉱物学、数学、物理学などの広範な知見を統合し、「類推の極致」ともいうべき想像力の洞察に、正しさを求める営みとしての哲学を試みます。
感想・レビュー・書評
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読んだ時期が悪かった。いろいろな分野を接続させるという試みは、もはやいろんなものが接続しまくっているから、むしろ古びてさえ見える。それでもなお面白さを欠かない部分は、やはり、細部にあり。たとえば、鉱物に関する昔の文献とか。
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