しぐさの日本文化 (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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本棚登録 : 108
感想 : 1
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922197

作品紹介・あらすじ

日常の出来事や風俗から日本文化をとらえる評論で知られる著者の真骨頂ともいえるエッセイ集。「ものまね」の芸に惹かれる心性、「しゃがむ」姿勢と文明との関係、指などによる身振り語ともいえるような身体化されたかたちや動作など、日本的なしぐさ、ことに「低さ」に通じるしぐさの数々から、深い意味を洞察する。

感想・レビュー・書評

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  • 日本人の行動の細部に目を向け、丁寧に考察している。今更ながらその姿勢に私淑する。

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著者プロフィール

1924(大正13)年京都に生まれる。フランス文学者、評論家。京都大学文学部卒。京都大学名誉教授。退官後は明治学院大学、武庫川女子大学などで教鞭をとった。ルソーやボードレールの研究のほか、日常の出来事や風俗から日本文化をとらえる評論で知られる。1999年「変身放火論」で伊藤整文学賞。2007年没

「2014年 『しぐさの日本文化』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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