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Amazon.co.jp ・本 (1152ページ) / ISBN・EAN: 9784062922371
作品紹介・あらすじ
「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがよく知られているが、それだけではない、西洋哲学を凌駕する深い哲学・思想がある。最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間には決して把えられないものであるという根本テーゼを定立した。宇宙論、生き方、処世、芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ名著。
『荘子』は現在三十三篇本として確立しています。、内篇のみが荘子の自著であり、外篇・雑篇は荘子の弟子・後輩あるいは亜流の作であり、内篇は成立が最も早く価値も最も高く、外篇は成立がやや新しく価値も低くなり、雑篇ともなれば成立が最も新しく価値も最も低いというのが通説です。
しかし、内篇・外篇・雑篇はすべてが荘子によるものではないが、訳注者はどの内容も興味深いものであるとの立場をとります。
『荘子』には、よく知られた「胡蝶の夢」「朝三暮四」「知魚楽」「万物斉同」「庖丁解牛」「寿(いのちなが)ければ則ち辱多し」「無用の用」などがありますが、西洋哲学を超えるような大変に深い哲学・思想をふくんでいます。
「斉物論」は、中国古代の道家にとって最重要である「道」が「一」であり、また結局は「無」であり、人間の知恵によっては決して把えられない何ものかであるという根本テーゼを始めて定立しました。
宇宙論から人間の生き方、処世から芸事まで、幅広い哲学を展開した、汲めども尽きぬ面白さをもった『荘子』を全編、【総説】【読み下し】【現代語訳】【原文】【注釈】【解説】を付し、達意の訳文と丁寧な解説で読み解いていきます。
みんなの感想まとめ
深い哲学と思想が詰まったこの作品は、人生や宇宙についての洞察を提供します。読者たちは、荘子の教えを通じて心の整理や人生の指針を見出し、時には悩みながらもその奥深さに魅了されています。特に、エピソードご...
感想・レビュー・書評
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なんにつけても、荘子は荘子。荘子は心の大掃除!なんてね。ちなみに"そうじ"と本朝の呼びかたにならって濁ります。だから掃除しなきゃと何時も思っています。
「不測に立ちて無有に遊ぶ」
「和して唱えず」
「 その適を適とする」
だろう、本さえあれば、人生あらかた大丈夫!だろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読むのにたぶん3ヶ月ぐらいかかった気がする・・・。時間をかけて読んでも個人的に「莊子とは」って言えるものがないのが悔しいなぁ・・・。一つのエピソードに対して、読み下し文、現代語訳、原文、解説と4つも付いてるのはすごく丁寧。
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カテゴリ:図書館企画展示
2014年度第3回図書館企画展示
「大学生に読んでほしい本」 第3弾!
本学教員から本学学生の皆さんに「ぜひ学生時代に読んでほしい!」という図書の推薦に係る展示です。
久保田知敏准教授(国際交流学科)からのおすすめ図書を展示しました。
開催期間:2014年10月1日(水) ~2014年11月15日(土)【終了しました】
開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース
初めて『荘子』を読んだのは、中学3年のときだった。最初は中公文庫の森三樹三郎訳だった。1970年代なかばの日本という状況の中で、まったく時代も場所も異なる紀元前の中国でおこなわれた思索を、今から思えば好き勝手に読んでいた。世界の問題を自分自身の問題ととらえ、哲学・思想レベルでその解決となる新たなパラダイムを準備するという、バカにもほどがあろうかという妄想の中で。その後、朝日文庫の福永光司訳にはまった。福永先生停年のため、直接授業に出たのは大学2年後期の半年だけだったが、確かに人間的魅力にあふれた先生だった。福永先生の後任で池田先生が来られたのは大学4年のときだった。今でこそ学会の理事長も務めあげ、七十を過ぎて中国山東大学に特級教授として招聘されている、この道の大家となった池田先生だが、当時は今の私よりもはるかに若く、若手バリバリの研究者だった。学部生・院生・助手そして今日に至るまで、教えられたことははかり知れない。「安易にこちらに引き付けることなく、可能な限り研究対象をその姿のまま見ること、その作業を通してのみ、研究対象と研究者の主体がより高い次元に止揚される。」ふーん、なんて感じで聞いていたが、何年も次週のゼミの準備に追われる生活を続けるなかで、ときには「読む」ということがおぼろげに見えてきたような幸せな錯覚にとらわれた瞬間もいくたびかはあった。今回、先生からこの本をお送りいただいた。院生のころに原本となった学研の仕事をお手伝いして、あまりお役にたてなかったことなどを思い出してなつかしい。が、まだまだ半生をふりかえるような境地には入りこみたくはない。この本を一つの乗り越え対象として、まだまだ研鑽を続けるつもりだ。それは池田先生が身をもって教えてくださっていることでもある。
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