お金の改革論 (講談社学術文庫)

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本棚登録 : 56
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922456

作品紹介・あらすじ

インフレは投資家に対し不公正で、デフレは借り手に不公正――。第一次大戦後に書かれたケインズの代表作をわかりやすい訳で紹介。

感想・レビュー・書評

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  • お金には縁が無いので、ケインズとか読んだコトがありません。山形浩生が訳すので、読んでみようかな?コレで私もお金持ちだ!

    講談社のPR(版元ドットコム)
    https://www.hanmoto.com/jpokinkan/bd/9784062922456.html

    ケインズ「お金の改革論」-山形浩生の「経済のトリセツ」
    http://d.hatena.ne.jp/wlj-Friday/20140317/1394984444

  • 山形の訳のおかげなのだろうか。間宮訳の「一般理論」などと比べて、親しみやすい丁寧な叙述だ、と感じる。ケインズは決して突き放すような冷徹な文章ではなく、わかりやすいように書いているのだと。

  • ケインズが語るお金(金融)のあるべき姿

    一世紀近くも前に書かれた内容が今でも陳腐になっていないのは、ケインズの先見性が凄いのか、人の営みはそれほど変わることがないからなのか。

  • ケインズの「もうひとつの主著」ということらしい。
    1924年に刊行されたこの本は、もちろん古すぎて現在の状況にそのまま適用するわけにはいかないのだが、こんにちのマクロ経済学の基本を呈示している部分が多く、勉強になった。
    インフレもデフレも、思うにどちらもよくない。どちらも誰かが苦しむことになる。しかし資本主義経済は必然的にごく一部の富者を生み、それよりはるかに多くの貧者を生む。どうとりつくろおうとも、資本主義は、皆の「公平な」幸福を導き出すとは思えない。かといって共産主義は全然よくないので、結局、国家以上の規模の経済なるものが、「悪」としてしか存在し得ないのだという絶望に到達してしまう。
    そんな絶望感を噛みしめながら、マクロ経済学の教科書の古典としてこれを読んだ。本当は、もっと最近書かれたほんとうの「教科書」を読んだ方がためになるのだろうが、この古い時代の書物をひもとけば、100年近くも前の「経済」が既に、いかにアンバランスであり、当時の人びとがいかに苦しんできたかといったことを知ることが出来る。

  • 今リーマンショック後に世界の中央銀行で行われている、量的緩和政策についての重要な要素となる、インフレとデフレと貨幣量との関係が書かれており、本書を手に取り熟読されたら、何故デフレよりもインフレの方がマシなのか。
    お金とは何かと云う考えがスッキリするだろう。

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