- 講談社 (2014年10月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (672ページ) / ISBN・EAN: 9784062922586
作品紹介・あらすじ
西暦220年、後漢王朝の崩壊後、群雄割拠の時代の中から魏、蜀、呉の三つ巴の戦いへと発展した。その約1000年後。複数の「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築してたのが、本書『三国志演義』です。中国文学に精通した訳者が、血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳した決定版です。(講談社学術文庫)
西暦220年、後漢王朝の崩壊により乱世が到来。やがて、その中から魏、蜀、呉の三国が生まれ、三つ巴の戦いへと発展していった「三国時代」は、陳寿による『三国志』(3世紀末)や『新全相三国志平話』(元の至治年間に刊行とされる)、芝居などの民間芸能の世界で、連綿と語られ続けてきました。そして、「三国時代」から約1000年後。いくつもの「三国志」の物語や資料を整理・編纂し、フィクショナルな物語世界を構築して、現在知られる「三国志」物語のイメージを確立したとされるのが、羅貫中の白話(口語)長篇小説『三国志演義』です。
本書は、中国文学に精通した訳者が、その血沸き肉躍る、波乱万丈の物語を、背景となっている時代や思想にも目配りしたうえで、生き生きとした文体で翻訳しました。
全120話中、第2巻は、第31回から第60回までを収録。大スター諸葛亮の登場となります。劉備と諸葛亮の出会いは「三顧の礼」を、もってようやく実現する。長坂の戦い、赤壁の戦い、虚々実々の頭脳戦、劉備の蜀攻略などなど。読みどころ満載、『演義』の前半のクライマックス。
みんなの感想まとめ
波乱に満ちた三国時代の物語が、魅力的に描かれています。第2巻では、劉備と諸葛亮の運命的な出会いや、長坂の戦い、赤壁の戦いなど、歴史の重要な瞬間がぎゅっと詰まっています。特に、周瑜の諸葛亮に対する複雑な...
感想・レビュー・書評
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袁紹の死や劉備と諸葛亮の出会い、長坂の戦い〜赤壁の戦いなど三国志の中でも重要かつ有名な事柄がぎゅっとつまっている。
赤壁の戦いといえば、映画などでは呉蜀が一致団結して曹操を迎え討つという描かれ方がされるので、その後両勢力が対立を深めるところに乱世のやるせなさを感じる。だが実際には、かなり早い段階で周瑜は諸葛亮に対して嫉妬と敵意(というより殺意)を抱いているため、その後の対立は読者目線では割と受け入れやすい。三国志の中でもファンの多い周瑜だが、終始諸葛亮の手のひらで踊らされるのがちょっと残念。
個人的には甘寧の登場と、甘寧に父を殺された凌統が呉に加わるところが好き。三國無双から三国志の世界に入った人はみんな好きだと思う(偏見)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
諸葛亮孔明、登場。
まだ、吉川英治の三国志しか読んでないけど、諸葛亮孔明が登場しただけでなんだかウルウル。
事実とは異なることがあるとは聴いてるけど、小説上は本当に頑張った人なので。
劉備がとうとう蜀を手に入れようとする。龐統たちに手に入れるのは今!と言われるが、劉備はそんなことやれないと言うが。いい人すぎるけど、あなたがしなければ、国は逆賊に乗っ取られちゃうよ!というところ…
この三国志演義の嬉しい点
・登場人物の紹介あり。
・注釈あり(由来、間違いの指摘など各章の終わりにある。Kindleではリンクになってないのが残念)
・挿絵あり。
・地図あり。
・年表あり。
・巻末の解説あり。
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著者プロフィール
井波律子の作品
