寺田寅彦 わが師の追想 (講談社学術文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922654

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  • 日本の物理学者であり、夏目漱石の薫陶を受けた文筆家でもあった、寺田寅彦の追想記。
    著者は、中谷宇吉郎。雪の結晶に関する研究では世界的に知られた物理学者であり、寺田寅彦の教え子にあたる方らしい。

    22歳年上の師匠を、筆者中谷は、生き生きと温かく描写している。直弟子の脳裏に焼き付けられた寺田寅彦像は、鮮明に精彩を放ちながら現在の我々に強い印象を与える。
    寺田寅彦の時々飛ばす機智に富んだジョークやブラックユーモア、教養深い箴言警句の数々、科学や文芸への哲学観、すべて面白く、興味深く、読み手をニヤリとさせるものがあった。

    同じ研究室で共に働く研究員たちとの思いで噺も興味深かった。
    夏場は真っ裸に白衣だけひっかけて、水素の研究をやってたとか、想像するだけで面白すぎるw寺田先生の御念願 “線香花火の研究“ では、大の大人が寄り集まって、真面目腐って線香花火の燃焼(スパーク)を見つめて議論する様子を想像すると、これも笑えた。w
    傍から見たら、遊んでるようにしか見えないよね。。しかも裸に白衣で。変質者ですやん!

著者プロフィール

1900年石川県生まれ。物理学者。東京帝国大学理学部で寺田寅彦に師事し、卒業後は理化学研究所で寺田の助手となる。北海道帝国大学教授、北海道大学教授を務め、1962年没。雪の結晶の研究や、人工雪の開発に成果を上げ、随筆家としても知られる。主な著書に『冬の華』『楡の花』『立春の卵』『雪』『科学の方法』ほか。生地の石川県加賀市に「中谷宇吉郎 雪の科学館」がある。

「2014年 『寺田寅彦 わが師の追想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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