宇宙誌 (講談社学術文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (528ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062922913

作品紹介・あらすじ

我々はどこから来たか、我々とは何か、我々はどこへ行くのか――。科学の飛躍的進展が人類にもたらした劇的変化。我々はどのような思索を経て、現在の科学技術を築きあげたのか。そして新たな文明への途上にあって、宇宙の意味、可能性とは何か。古代ギリシャからホーキングにいたる天才たちの足跡を追い、200億光年の時空を旅する壮大な知的大紀行。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルから、これまで人間が神話や伝説、科学において宇宙をどのように考えてきたかということを書いた本だと思って読み出したのだが、「二十世紀はいかなる時代だったか」という章で始まるように、宇宙・太陽系・地球、そして世界を科学がどのように考え解明していったかが書かれていた。読み出した時は「タイトル少し違うかな」と思っていたのだが、全編読み通すとこれ以外のタイトルは考えられなくなっていた。原本は1993年刊行と古い本なのだが、今読んでも色褪せていない、良い科学書であった。

  • 素晴らしい本だった。ワクワクして読めた、我々とは何かという本書の著者の問いかけを考えながら読めた。多くの知識を知ることができた。何て素敵な時間だったのだろうか!

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著者プロフィール

1946年静岡県生まれ。
1972年東京大学博士課程修了。
複雑理工学、地球惑星科学専攻。
現在、東京大学大学院教授。
著書 『宇宙人としての生き方』
『お父さんと行く地球大冒険』(以上岩波書店)
『惑星科学入門』(講談社)
『一万年目の「人間圏」』(ワック)
『地球・宇宙・そして人間』(徳間書店)
『宇宙誌』(徳間書店)など多数。
テレビ出演・雑誌等で活躍中。

「2005年 『「人間圏」の未来』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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