西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン (講談社学術文庫)

  • 講談社 (2015年7月11日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784062923040

作品紹介・あらすじ

悪魔と処女の子マーリンは、キリスト教の力で悪魔由来の邪悪さが消え、不思議な予言力を持つ。サクソン人の襲撃を受けるブリテンを守る王族三代コンスタン→ユテル→アーサーを導き、最終的にアーサー王の戴冠を成功させる。本書の物語の特徴は、なんといっても聖杯伝説とアーサー王伝説のマリアージュです。また本書では異なるふたつの結末が収録されています。本邦初訳の中世ロマンが読みやすい訳と解説付きで登場!


中世で最も有名な魔法使いマーリンの、13世紀フランス語原典の本邦初訳です。本書はラテン語で書かれたジェフリー・オヴ・モンマスの『ブリタニア列王史』を独自のかたちで発展させ、マーリンの誕生からアーサー王の戴冠までを描く一大スペクタクルです。
母親が睡眠中に夢魔に犯されて生まれたマーリンは、悪魔から過去の知恵を、神から未来を見通す力を授かり、全治全能の予言者として歴代のブリトン人の王を助け、異民族の侵入からブリタニアを護ります。マーリンが変身の魔法を駆使した、アーサー誕生の秘密に始まり、「この剣を抜く者は王になるだろう」と書かれた聖剣をうら若きアーサーが抜く感動的なクライマックスまで、アーサー王伝説にとって重要な多くのモチーフが含まれています。
本書の最大の特徴は、聖杯伝説をアーサー王物語に組みこんだことです。本物の聖血を含んだ最後の晩餐の容器がヨーロッパに伝わり、選ばれた騎士たちに守護されてゆく――このようなマーリンのお膳立ては、中世における聖杯物語の大流行のきっかけとなりました。

みんなの感想まとめ

中世の魔法使いマーリンの物語を通じて、アーサー王誕生の背景や聖杯伝説との結びつきを描いた作品です。読者は、アーサー王伝説の原型やキリスト教の影響を感じ取りながら、マーリンの予言者としての役割や彼が持つ...

感想・レビュー・書評

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  • ゲームや映画が好きな方たちが話題にしているのを見かけて面白そうなので読んでみた。アーサー王の誕生前の伝説、何とも奇怪で痛快。アーサー王伝説も改めて読んでみたい。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/741217

  • マーリンの出生から、アーサー王に仕えるまでのあれ、これ、それ。で、物珍しさで読めたけど、内容的には、別段、一生知らなくても後悔するほどの本ではないですな。

  • (後で書きます。大変面白い。参考文献一覧あり)

  • 2015/12/25
    ビジネスやITの本が続いたのでファンタジーでリフレッシュできた。マーリンは悪い魔術師というイメージがあったのだが正義の見方なのですね。この本だけでは一方的な見方に過ぎないので他の本も読んでみよう。やはりITの本よりもファンタジーの方がワクワクしますね。ボクも人間なんだな。

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著者プロフィール

12世紀後半~13世紀初期のフランスの作家。『聖杯由来の物語』『メルラン(マーリン)』を著した。

「2015年 『西洋中世奇譚集成 魔術師マーリン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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