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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784062923620
作品紹介・あらすじ
西洋哲学を通じて時間に関する思索は二つの異なった道をたどってきた。一つはアリストテレスに典型であるように、時間を外的物体の運動との連関で思索する道であり、もう一つはアウグスチヌスに典型であるように、時間を記憶や予期や知覚などの「こころ」のあり方との連関で思索する道である。カントの時間論にはこの二つの道が豊かに流れ込んでいる。客観的時間が「心」のあり方を決める時間であること、それをカントはめざした。
時間に関するすべての現象を取り込み、細部まで誠実に検討を重ねること。カントが「時間」探求において頑なに保持したのはこの姿勢であった。物体の運動を可能にする客観的時間が自我のあり方を決める時間であることをいかに精確に記述することができるのか。『純粋理性批判』全体に浸透している時間構成に関するカントの深い思索を読み解く。
感想・レビュー・書評
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カントの時間論を中島さんが解説したもの。『純粋理性批判』も読み、先日『存在と時間』も完読したので、何とかなるのかと思ったが、何ともならなかったというのが正直な感想。アンチノミー1(起源・過去)とアンチノミー3(自由意志・未来)が時間論と深くかかわるというのは、そういう読み方はできてはいなかったなというのが精一杯の感想か。もう少し自分の言葉にして批判的に理解できるようにしたいが、まだ足りない。ただ、以前と比べるととりつくしまくらいはあるか。
初版はあとがきによると1987年に書かれた論文で、中島さんがまだ40歳のころ。大森荘蔵や廣松渉ともやりとりがあったと書かれていて、そういうオリジンがあったんですね、といったところ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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やっぱり難しいですね。
著者プロフィール
中島義道の作品
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