エスの本 ある女友達への精神分析の手紙 (講談社学術文庫)

  • 講談社 (2018年4月10日発売)
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本 ・本 (464ページ) / ISBN・EAN: 9784062924955

作品紹介・あらすじ

「人間は、自分の知らないものに動かされている」。フロイトの理論に大きな影響を与えた医師グロデックが、フロイトへの書簡を元に、架空の女友達にむけて「エス」を説明したのが本書である。「知ろうとするのをやめ、空想する決心をすれば、無意識の奥深く突入することができます」。混沌として論理的な世界の理をあかし、「病」の概念すら変える心身治療論。

感想・レビュー・書評

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  • 原書名:Das Buch vom Es

    著者:ゲオルク・グロデック(Groddeck, Georg, 1866-1934 ドイツ、心理学)
    役者:岸田秀(1933-、善通寺市、心理学)、山下公子(1952-、高松市、ドイツ文学)

  • これもなかなかどういう本か掴み所が難しい。『架空の女友達に向けて「エス」というものを解説している本』とあるが、この相手となっている『架空の女友達』が謎めいていて妙な魅力がある。そういえばこれも国書っぽいな……。

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著者プロフィール

(1866-1934)ドイツのバート・ケーゼンに生まれる。「エス」や「転移」といった精神分析における重要な概念を提唱し、フロイト理論にも大いに影響を与えた。エスを措定したことで心と身体と病の総合的な見方を可能とし、「心身医学の父」とも呼ばれる。

「2018年 『エスの本 ある女友達への精神分析の手紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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