探偵の探偵2 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1682
感想 : 160
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062930055

感想・レビュー・書評

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  • 1巻読んでほったらかしだった続き読んだ。ドラマの記憶もあったので、スラスラ読めた。
    琴葉の姉の話と窪塚刑事の話、ドラマでも驚いたけど、やっぱりショッキングだった。
    窪塚刑事と彼の家族は本当に気の毒で、半グレとDV夫たちが対照的にクズ。
    コントラストがハッキリしていて読みやすい。救いが少なくドライなんだけど、探偵の細かい仕事のコツは面白く読めるし、時々不意打ちで感情を揺さぶれるのも興味深い。

  • 1よりおもしろかった。引き続き何度ボコボコにされても不死身の可憐な少女。
    犯罪を犯す理由が本当に醜くて下らなくて吐き気がするんだけど、実際もそんなもんなんだろうなぁと思って本当に嫌気がさす。
    窪塚さん、あっさりの衝撃度。
    琴葉のお姉ちゃんの衝撃度もエグい。

  • 残念,惜しい人を亡くした

  • ■ 1634.
    <読破期間>
    2016/5/6~2016/5/15

  • 敵と対峙するところは、強すぎたり、弱すぎたり極端。
    登場する自作アイテムもちょっと怖い。
    琴葉や窪塚家族との関係に切なさを感じる。
    展開が早いのでサクサク読める。次巻の展開に期待させられる。

  • あんまり主役を応援できないというか、小娘がしゃらくさいという感じ。ぼっこぼこにされて反撃できるわけないしケガが治るの早いし障害残るわ普通。
    最後に味方の警官が死ぬのはなぁ、1巻の助手の女は助かったのに、警官の扱い軽っ。
    続きを読むか迷ったけど、4巻完結だし1冊2時間で読めるからストーリーだけは終わりまでみようと思う。

  • 薀蓄のところで間違いがあったりして気にはなったけど、いつものことなので目を瞑る。相変わらず暴力的でちょっとやりすぎ感もある。

  • 妹がストーカーに付け回され、殺される。ストーカーに気付かれないよう遠く離れた地で暮らしていたにもかかわらず。その裏には居場所を突き止めストーカーに情報提供していた探偵の影が。妹を失い失意に暮れる姉、主人公の綺崎は、不正行為を働く「探偵」を調べあげる「対探偵の探偵」となり、妹の死の遠因になった探偵を探し続ける。計4冊。

    2冊目は、DV旦那から逃げ、都が運営するシェルターに逃げ込んだはずの女性が集団失踪。野放図という半グレ集団が主導するも、その裏にはやはり情報提供する「探偵」の影が。妹の死の遠因になった探偵との繋がりも見えてくる。

  • あまりにもドラマと一緒でこりゃすごい。もしかして結末までこのまま原作通りにドラマ作ったのかしら。
    窪塚の話までドラマと一緒で、そこはちょっと切ない。違う未来があってもよかったと思わずにはいられません。
    そして玲奈は探偵というよりも、すでに傭兵と言っても差し支えなさそうな活躍です。そのサバイバル能力は、やはりそれを覚える頭がないと無理ですよね。

  • 出来れば知りたくなかったよ。どんな人にも今見えているのとは別な一面を持っていることは知っていたし、あの人のことはちいさい頃から知っていた分、もしかしたらって薄々疑ってはいたけど、映像で、音声でその様子をみてしまうと、どうしても以前のようにはいられないよ。あんな顔をして、あんなことをするだなんて。変わってなかったんだね。昔からずっと。

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2023年 『高校事変 16』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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